最近、Scalaの練習をしています (Apache Sparkを研究しようと思って)。
Scala、コンパイルが遅いですね。それで、ちょっと思い出したことを書きます。
あるとき、和田英一先生とお話しをする機会があって、質問したことがあるのです。
「私がSchemeでプログラミングをするとき、コードが動くようになっても、次から次に『もっと美しい書き方があるぞ』と気付いて、いつまでもコードと格闘してしまうということがあります。この感覚は、たとえばRubyなどでは起きないんです。動くようになれば、それでいい、という感覚が強いのです。Schemeの何かの性質が、そういう感覚を呼び起こすように思うのですが、先生はどう思われますか?」
先生の答えは「私も、その感覚はわかります。きっとSchemeには、そういう何かがあるんでしょうね」というものでした。
Groovyでコードを書いているとき、PerlやRubyで書いているときのように、ちょっと書いてはすぐに試すということをやりたくなります。GroovyServのようなものが出てくるのは、同じことを感じる人がいることを示しています。
C言語で、ある程度以上の規模のコードをまじめに書くときには、かならず、実際にコードを書く前に設計を検討してドキュメント化します。Javaの場合は、UMLでクラス図を描きたくなります。Smalltalkでは、事前にクラス図を描くことはほとんどしません。コードを書いているうちに、複雑になってきて、これはクラス図を描いて設計を検討した方が良いな...と思うことはありますが。
こうして考えてみると、言語の持っている何らかの性格が、プログラミングの感覚=フィーリング」に与える影響って、あるなあって思うのです。
みなさんも、言語の性格によって、こうした違いを感じることはありますか?
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