プログラミングについて全くの素人であれば、まずは、プログラミングを体系的に学ぶことをお勧めします。Visual Stuido 2017はリリースされたばっかりなのの本やサイトはまだ少ししかありませんが、Visual Stuido 2015や他の開発環境についての入門書を読むまたは入門学習サイトを利用してみてください。
あなたの質問にバカ正直に答えると次のようになります。
- スタートメニューから"Visual Stuido 2017"を起動する。
- Ctrl+Shift+N を押す。"新しいプロジェクト"ダイアログが起動することを確認する。
- "新しいプロジェクト"ダイアログの左側で"インストール済み"-"テンプレート"-"Visual C#"を選択する。
もし存在しなければ、"Visual Stuido インストーラーを開く"をクリックし、".NET デスクトップ開発"を選んで、"Visual Stuido 2017"を終了してから左下の"変更"をクリックし、インストールを行う。
- "新しいプロジェクト"ダイアログの右側で"WPF アプリ (.NET Framework)"が選択する。
- "新しいプロジェクト"ダイアログの下側"名前(N):"欄でソフト名を入力する。
- "新しいプロジェクト"ダイアログの下側"場所(L):"欄で保存する場所を入力する。問題なければ、デフォルトでも良い。
- "新しいプロジェクト"ダイアログの下側"ソリューション名(M):"欄が"名前(N):"欄と同じであることを確認する。
- "新しいプロジェクト"ダイアログの右下"OK"をクリックする。
- 新しいプロジェクトが作成されるので、適当にコーディングを行う。
- 上部バーに"Debug"とある場合は、クリックして"Release"に変更する。
- Ctrl+Shift+B を押す。"出力"の表示が下部に現れて、コンパイルが行われる。エラー等がなく、コンパイルに成功すれば、exeファイル(".exe"で終わるファイル)へのパスが表示される。
- Win+E を押す。エクスプローラーが起動する。
- エクスプローラーのメニューで"表示"を選択し、リボンにある"ファイル名拡張子"にチェックを入れる。
- エクスプローラーで出力に表示されたexeファイルがあるフォルダへ移動する。
- 作成されたexeファイルをダブルクリックする。アプリケーションが起動することを確認する。
- exeファイルをインターネット上の適当な場所にアップロードする。
- ダウンロードのURLをみんなに教える。
上の通りにやればソフトを作成し、配付できます。ですが、9.の所で何もしなかったら、ただウィンドウが立ち上がるソフトしかできあがりません。ましてや、作られるのはWindowsでしか動かないデスクトップアプリケーションであり、違う種類のソフトを作りたい場合は、また別の方法を取らなければなりません。
では、上の手順を知って、それを実施すればあとはなんとかできるのかというと、そんなことはありません。言われたことをしただけで、何も考えてないからです。手順には説明はありません。なので、どういうものかを理解することができません。そのため、応用が全くできません。もし、コンソールアプリケーションやWebアプリケーションを作りたい、Windows以外でも動かしたいとなったとしても、上の手順を丸暗記しているだけでは作ることはできません。いつものやり方と違うからできないとなるだけです。
重要なのは、なぜそれをするのか、それは何をしているのかです。よくできた入門書や入門学習サイトは、単なる操作の羅列を書くだけではなく、なぜそれをするのか、それは何をしているのかが書いてあります。全体の流れや、それぞれの意味、そういったことが書いてあります。それを含めて学習して初めて意味がある物になります。時には専門用語もありますが、一つ一つ丁寧に説明があります。
やり方だけ知りたいと言うのであれば、できるようになることは絶対にありません。まずは、基礎知識を身につけてください。