Q&A
--soft オプションは、HEADを動かすだけであり、indexやworking treeは変更しないと説明されています。
でも実際はそれと違う動きをしています。
質問１）
未ステージング状態で
git reset --soft HEAD~
を実行してみると、indexに何やらファイルが現れます。
git status
未ステージング状態だったのなら、未ステージング状態のまま維持する動作となるべきと思うのですが、これはどう理解すればいいのでしょうか？
質問２）
色々試した限りでは、
git reset --soft HEAD~
でindexに現れるファイルは、HEADをコミットした時の内容、では無く、
HEADとHEAD~の差分のように思われます。
例えば、数コミット前に分岐した別ブランチmasterにresetした場合、
git checkout develop
git reset --soft master
indexに出現する内容は、develop(commit+index)とmasterの差分になっているようです。
(masterから分岐した以降にdevelopにコミットした内容では無さそう）
この「移動先と移動元の差分が現れる」仕様になっているとの理解で合ってるでしょうか？
- 確認したバージョン
Git for Windows
git version 2.12.0.windows.1
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ベストアンサー
git status ではHEADと比較した作業ディレクトリ内の状態を示しているので、HEADだけを変更した場合は作業ディレクトとHEADの内容に差分ができるため、git statusでその差分が表示されるようになります。
ステージングはHEADとインデックスの差分表示になるので、--softでHEADのみが移動した場合は全てステージングされた状態でUnstagingファイル無しの状態になるのが正しいです。
作業ディレクトリを丸ごとコピーしておいて、git reset --soft実行前後のディレクトリの内容を比較して、変更されたファイルの内容を確認してみるとよいと思います。
【参考】
- [git reset (--hard/--soft)]ワーキングツリー、インデックス、HEADを使いこなす方法 - Qiita
- https://git-scm.com/book/ja/v2/Gitの内側-配管（Plumbing）と磁器（Porcelain）
【おまけ】
- xディレクトリをgitリポジトリにしてファイル登録
- xディレクトリをx.orgにコピー
- xディレクトリでgit reset実行
- xディレクトリの状態確認
- xディレクトリとx.orgディレクトリを比較（
WinMergeU -r x.org x）
- HEADの内容確認（
refs/heads/masterファイル）
投稿2017/05/03 09:04
編集2017/05/03 10:29
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2017/05/03 09:38 編集
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