If文やFor文の組み合わせ方がわからないということはVBA言語に精通していないという次元ではないので、単純にプログラミング初心者さんでロジック力が足りないのではないかと思います。
(IfやForは構文の違いはあっても大抵どの言語にも存在し、常用的に使用されるものですので。)
基本的に自分で書いたコードの提示がない質問にはサンプル提供しない方針ですので、言葉での説明だけになりますがご容赦ください。
アドバイス
まず、やるべきことを簡単にまとめてみます。
シート「応募者一覧」のセル「結果(E2~E300)」に「採用」があった場合
という部分を実現するためにやるべきことは、
・「応募者一覧」シートのE列にデータが存在する行をループ処理(For文)
・ループ処理行のE列のセルの値で処理を分岐(If文)
です。
そして、上記のIf文で条件を満たしたときだけ
セル「求人媒体(サイト名)」のサイト名を入力する
を行います。
ロジックにすると
①出力シートの出力行番号を変数に格納 ⇒例:2行目から出力する場合、row_w = 2など。
②「応募者一覧」シートのE列にデータが存在する行をループ処理 ⇒例:For i = 2 To 300 ~ Next i
~ここからループ処理~
③ループ処理行のE列のセルの値で処理を分岐
⇒例:If Sheets("応募者一覧").Cells(i, "E").Value = "採用" Then ~ Else ~ End If
③-1 取得した値が"採用"の場合
③-1-1 「応募者一覧」シートのループ処理行・F列の値を「応募者一覧分類」シートの出力行番号・B列のセルにセットする
⇒例:`Sheets("応募者一覧分類").Cells(row_w, "B").Value = Sheets("応募者一覧").Cells(i, "F").Value`
③-1-2 次の出力行番号を+1する⇒row_w = row_w + 1
③-2 取得した値が"採用"でなければ何もしない
~ここまでループ処理~
④処理終了
こんな流れになります。
これをコーディングすれば目的の動作が実現できると思います。
最後に
この他にもVBAからオートフィルタを利用して対象を抽出するなど、より効率的な実現方法もありますが、現段階ではExcel特化のやり方よりもまずは基本的な構文で実現するためのロジックの方がよいと思い、今回の方法をご紹介させていただきました。
プログラミングにおいて、条件文(If文、Select文など)とループ処理(Forループ、Doループなど)はプログラムの流れを決める重要な命令です。
これらをどう組み合わせたら実現したい流れになるかを考えるところがスタートラインです。
思ったとおりバチッと動く流れが組めると、パズルを解いたときのような達成感が得られると思いますので、頑張ってください。
プログラミングに慣れてきたら、VBA特化の方法も使ってみてください。
特化の機能だけあって他の言語では使えないようなものばかりですが、その分便利なものが多いのでありがたみもわかると思います。