randn(100000)の役割

Question

Matplotlibでヒストグラムを描画しています。

plt.hist(np.random.randn(100000)*10+50,bins=60,range=(20,80))

のrandn(100000)の部分がわかりません。
100000の乱数を発生させているのはわかるのですが
なぜそれがヒストグラムに関係があるのでしょうか？
ヒストグラムのどの部分にrandn(100000)は関わっているのでしょうか？

# coding: utf-8
from __future__ import absolute_import
from __future__ import division
from __future__ import print_function

import os

import numpy as np
import numpy.random as random
import matplotlib.pyplot as plt


plt.hist(np.random.randn(100000)*10+50,bins=60,range=(20,80))
plt.show()

というコードを書きました。

Answer 1

自分で調べたり考えたりするつもりはないのでしょうか…？

[Python]Matplotlibでヒストグラムを描画する方法

Answer 2

np.random.randn() は標準正規分布に従って乱数を発生するアルゴリズムです。

今回は、平均を50、標準偏差を10 に変換しているので、これはいわゆる「偏差値」をシュミレーションしていることになります。

つまりこの

np.random.randn(100000)*10+50

の部分は、100000人分の「偏差値」を擬似的に乱数で発生しています。

で、

それをplt.hist() にてその分布 ーたとえば100000人中、偏差値50付近の人は何人いるのかといった値ー を集計して表示していることになります。

なおplot.hist() の引数は
bins : 分布を60分割して集計する
range : 偏差値 20から80の範囲で集計を行う
ということを示しております。