コンパイルエラーと例外の判断の仕方が知りたい

Question

現在Java Goldの資格勉強をしています。
その問題の中ではよく選択肢として、
・コンパイルエラーが発生する
・実行時に例外が発生する
といったものがあります。

しかしよくどちらか迷うことが多いです。
そこでわかりやすい見分け方やコツなどがあれば教えていただきたいです。

コンパイルエラーが「文法のエラー」、
実行時例外が「実際に動かしてみたときのエラー」ということはわかります。
しかしまだ迷います。もう少し決め手やポイントはないでしょうか？

例えば以下の問題、私は引数が足りていないから文法のエラーかと思いましたが、実行時例外でした。
class App{
public static void main(String[]){
String str1 = "Duke";
String str2 = str1.replace('u','a');
System.out.printf(”%2$s %3$s %1$s ”,str1,str2);
}
}

こういったように迷いがちです。
アドバイス頂けると有難いです。よろしくお願いします。

Answer 1

これを「引数が足りない」と判断できるのは、我々がprintfの仕様を知っているからです。
文字列の中で % で始まるところがプレースホルダであり、これを見つけるたびに可変長引数から一つずつ読み取る、という仕様をです。

ところがprintfメソッドの外形的な仕様、「シグネチャ」として定義されているのは「最初にString、あとはObject型を0個以上」とだけです。コンパイル時に判定できるのはこのシグネチャに合っているかどうかだけですから、通過するわけです。

我々と同程度にprintfの仕様を理解して静的に間違いを指摘してくれるようなツールも存在します。そうしたツールはlintと総称されます。

Answer 2

実際にたくさんコンパイルエラーを起こしたり、実行時エラーを起こして、感覚を養うくらいしか思いつきません。

例で挙げられた、書式付き出力は、色々な言語でコンパイル時に検知できるような工夫がされたり、されなかったりしており、結構難しいです。

Answer 3

上で出されていた例の場合では、確か最後の引数は可変長引数として定義されているため、コンパイル時にはまだ引数の数が確定していないのだと思います