maisumakunさんの回答にあるブラウザ戦争の話、へぇ!と思いました
それはさておき、この方式はブラウザに限らずスタンドアロンアプリケーションでのGUI設計でも出てきます。例えばC#でのFormでもJavaFXでも同様の仕組みになっているので、おそらくイベントハンドリングを柔軟に行うための充分に一般性のある方式なのだと思います。
バブリングは普段よく使うように「より特定的なエレメントが興味のあるイベントのみハンドリングし」「上位で用意されているイベントハンドリングで済む場合は下位は単に実装を省略する」のに都合がよいと思います。
一方、キャプチャリングは、特定の上位エレメントの状態・モードに応じた「下位のエレメントのイベントの無効化・ルーティング・イベントの置き換え」に都合がよく、スタンドアロンアプリケーションの例だと、あるエレメントがdisabledな状態の場合、その配下のノードにイベント配送しないといった制御やフォーカスがあるエレメント以外にキーボードイベントを配送しないといった制御に向いていると思います。
これらはどちらか一方ではなく両方備わっている方がより柔軟な制御が可能となると思いますが、フォーカスにせよdisabledのようなものにせよ、あらかじめ用意されているエレメントの実装で充分なことが多いため、大抵の場合バブリングフェーズのみ意識していれば事足りるということなのだと思います。
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