C++における、int main(int argc, char* argv[]) について

Question

c++言語において
int main(int argc, char* argv[])
このような書き方があるのですが、
このような書き方をするとargcとargv[]には
どのような値が入るのでしょうか？
そして、
どのような場合にこのような書き方をするのでしょうか？？

よろしくお願いいたします。

Answer 1

例えば、コマンドラインから実行可能ファイル"helloworld"を起動する場合は以下のように書いてエンターキーを押すと思います。(Windowsならhelloworld.exeですね)

$ ./helloworld

さて、ここで、helloworldを起動する際にオプションを渡したい時があります。
この場合は以下のように記述します。

$ ./helloworld 123

これで helloworld に123という値を渡すことができました。

この時プログラム上は、
argcには1が
argv[0]には起動したファイル名
argv[1]には123
が入ります。

次に以下のように半角スペースで区切り複数のオプションを渡した場合は、

$ ./helloworld 123 abc

　argcには2が
argv[0]には起動したファイル名
argv[1]には123
argv[2]にはabc
が入ります。

これでイメージがついたでしょうか？
argcは引数の個数、argvには引数の実際の値が入るというわけです。

例えば Linux などでファイルの一覧を表示するときに

$ ls -la

などと入力しますが、この時の "-la" がコマンドライン引数となるわけです。

Comments

[Daichi]

とてもわかりやすい回答ありがとうございました！！
とても理解しやすかったです♪

Answer 2

プログラムを実行する際に、コマンドラインに引数を与えることがありますが、そうして与えた引数のリストがargvに入って、引数の個数がargcに入ります。

コマンドライン引数を必要としないようなプログラムであれば、int main(void)のように引数をとらない形としても問題ありません。

Comments

[Daichi]

コマンドライン引数というのは何ですか？？？

Answer 3

参考情報

• int argc, const char * argv[]とint main(void)の違いはなんですか？ http://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q1090295890
• C言語(C11)でmainの定義方法は何が一番正しいのか？ http://qiita.com/raccy/items/b59bd7fa9f4eacabca79