浮動小数点数の計算(roundとformatの違い)

Question

以下の問題を解こうとしています。他の方の解答を見ると皆さんformatを使っています。
roundでも答えは一緒ですが、普通はformatを使うものでしょうか？それはなぜでしょうか？

＜問題＞
スペース区切りで与えられるa, bについて、a ÷ b(浮動小数点数)を出力するプログラムを作成して下さい。
ただし、0.00001以下の誤差があってもよいものとします。(1 ≤ a, b ≤ 10^9)

formatの場合

a,b = map(int,input().split())
f = a/b
print('{:f}'.format(f))

roundの場合

a,b = map(int, input().split())
f = round(a/b, 6)
print(f)

Answer 1

問題の誤差の条件によります。

{:f}という出力書式は、小数点以下６桁まで出力できるので

ただし、0.00001以下の誤差があってもよいものとします。

というこの問題の誤差の条件内であれば問題ありません。

しかし、許される誤差が0.0000001などであれば、{:f}という出力書式{:.8f}なりに修正する必要があります。
一方round関数を使う方法でも、同じくround(a/b, 6)の6の部分を8なりに修正する必要があります。

以上をふまえると、出力結果の数値書式（表現）に指定がないのであれば、formatもroundも使わない＝print(f)とするほうが無難です。

Comments

[退会済みユーザー]

コメントありがとうございます。良くわかりました。