座標の輝度値

Question

for(j=200;j<310;j++){
for(i=50;i<170;i++){
sum=sum+((unsigned char*)(imgDst->imageData+imgDst->widthStepj))[i];
輝度値 = sum1 /(109119) ;
i=x座標 y=y座標
上の式に座標値を入れて、ある領域の平均輝度値を求めたのでが、黒色を多く含んだ領域で100近くという少し大きすぎる結果が出てしまいました。
この式であっているのでしょうか？

Answer 1

ご質問のコードでは画像の大きさの計算に間違いがあるようですが情報が欠落しているのでそれ以外にも問題があるかどうかはっきりとはわかりません。

ためしにWebをみて次のようなことを考えつつ書いてみました。

• 相互に関連のある値はリテラルで書かず式で表現

forループの開始・終了位置や平均を出すための分母がそれぞれリテラルで書かれていると整合しているかどうか一々検算しないとわかりません。間違いようがないよう関連する値は計算によって求めてみました。

• 制御変数名

自分は普段二次元配列をアクセスするならiを一次元目、jを二次元目の制御変数として使ったり、座標データであれば水平方向をx, 垂直方向をyにします。単なる自分ルールですがアクセスすべき次元を間違えるようなことがこれだけでも防げます。

• 画素値のアクセス

ご質問のコードではIplImage構造体の中身を生でアクセスしているようですが、マクロや関数なども用意されているようなのでそれを使った方がケアレスミスをなくせると思います。

// 以下の型定義があると仮定
// typedef unsigned char uchar;
// typedef unsigned int  uint;

const uint y_from  = 200;
const uint y_until = 310;
const uint x_from  = 50;
const uint x_until = 170;

const uint height = y_until - y_from;
const uint width  = x_until - x_from;
...

IplImage *gray_iamge = ...
// gray_imageにはグレイスケール画像が1byte/pixelで格納されていると仮定

uint sum = 0;
for (uint y = y_from; y < y_until; j++) {
  for (uint x = x_from; x < x_until; i++) {
    sum += (uchar)CV_IMAGE_ELEM(grey_image, y, x);
  }
}
uchar brightness = (uchar)(sum / (width * height));

手元に環境がないため間違いなどありましたらご容赦ください。

Answer 2

輝度値 = sum1 /(109*119) ;

縦横のピクセル数が間違っています。

縦ピクセル数 = 310 - 200 = 110
横ピクセル数 = 170 - 50 = 120