テーブルにはビット列(bit(1024))として入っていますから、select文で取り出した値はビット列になります。
select文で、ビット列を0と1から構成される文字列に変換した状態で取り出す事はできませんので、ビット列として取り出して、それを0と1からなる文字列に変換します。
ビット列の特定のビットの値を取り出すには、get_bit関数を使います。
get_bitは、1つ目の引数にbit列の値、2つ目の引数にオフセット(先頭から何ビット目を取り出すか)を指定します。先頭のビットのオフセットは 0 です。
例えば変数 a にbit(1024)の値が入っているとすると、その123ビット目は、get_bit(a,122) で得られます。(先頭のオフセットが0なので、123ビット目のオフセットは122になります)
get_bitの返り値の型はintegerで、値は0か1です。
この関数を使ってビット列の値を順に取り出し、0なら"0"、1なら"1"を結果を入れる文字列変数に追加していけば、求めている文字列になります。
ビット列を0と1から構成される文字列に変換するコードは、以下のような感じです。
変数 a には、前もって bit(1024)の値が入っているものとします。
result="" /* 0,1の文字列に変換した結果を入れる変数です。最初は空です */
For i in 0..1023 Loop /* ビットの位置(オフセット) i がループ変数。範囲は0から1023 (先頭ビットから1024ビット目まで)*/
if get_bit(a,i)=1
{ result = result || "1" } /* ビットの値が1なら、"1"を付け加えます */
else
{ result = result || "0" } /* ビットの値が0なら、"0"を付け加えます */
End Loop