DBのロールバックの有効性？

Question

素人質問ですみません。
DBのトランザクション中に異常が起きたらロールバックしますよね。
でも、トランザクション中に異常が起きたということは、ロールバック時にも異常が起きる可能性が高いように思います。たとえばDBサーバが落ちているとか。
そうすると、ロールバックも失敗してしまいますので、あまりロールバックの有効性が高くないように思います。
少なくとも、アプリケーションレベルでのロールバックは、あったほうがいいけど、あっても変わらないレベルのものに思えてしまいます。

この考えに誤りがあったら(おそらくあると思いますが、)訂正をお願いできますでしょうか。

疑似コードになりますが、以下のようなコードを想定しています。

db.startTransaction();
try {
  db.table1.insert('hoge');
  db.table2.insert('fuga');
  db.commit();
} catch(e) {
  db.rollback();
}

Answer 1

DBのトランザクション中に異常が起きたらロールバックしますよね。

でも、トランザクション中に異常が起きたということは、ロールバック時にも異常が起きる可能性が高いように思います。

ロールバックの対象となる事象は、アプリケーションで発生する事が殆どですが、まれに発生するディスクエラーやネットワークエラーでロールバックができる事もありますので助かります。ひどい落ち方の場合、どこまでがロールバックされたかもわからないので、postgresの場合、ログ先行書き込み (WAL)にて最大限のリカバリを行得る機能があります。

Answer 2

トランザクション中に異常が起きたということは、ロールバック時にも異常が起きる可能性が高いように思います。

「DBサーバが落ちる」ような事例はさておき、「トランザクションに失敗するケース」のほとんどはサーバの動作異常ではなく、デッドロックや別進行のトランザクションから書き換えが入ったなど「書き込もうとしたデータが整合しない」ケースなので、サーバ動作に異常はなくロールバックできます。

Comments

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なるほど、そうであればロールバックも意義がありますね。ちゃんとロールバックします。

Answer 3

DBMSのハードやソフトに起因する不具合はロールバックでは救えません。
というか、それを利用者側から感知するのは難しいですよね。

利用者側のプログラムや環境/状況起因によるエラーをDBMSから
受け取った場合、ロールバック処理を実装していれば
傷が浅いうちに対処できますよ、って話だと理解しています。

ロールバックと一口にいっても、どういう処理単位を想定して
どのようにロールバックするのかは慎重に検討する
必要があると思います。難しいですけどね。