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Flashは、Webページにアニメーション、ビデオ、また対話型のアプリケーションを埋め込むためにAdobe社が提供しているクロスプラットフォームのインターネットマルチメディアランタイムです。

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HTML5 (Hyper Text Markup Language、バージョン 5)は、マークアップ言語であるHTMLの第5版です。

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flash playerやhtml5 playerのこと

redwhale

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Flashは、Webページにアニメーション、ビデオ、また対話型のアプリケーションを埋め込むためにAdobe社が提供しているクロスプラットフォームのインターネットマルチメディアランタイムです。

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HTML5 (Hyper Text Markup Language、バージョン 5)は、マークアップ言語であるHTMLの第5版です。

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投稿2017/01/01 14:31

あけましておめでとうございます。

flash playerやhtml5 playerのことでわからないことがあり質問させていただきました。

iosやgoogleがflashのサポートをやめたということですが、そもそもflash playerやhtml5などは、何に実装されるものなのでしょうか。OSでしょうか。ブラウザでしょうか?

youtubeがhtml5プレイヤーを使用している等、よくわからないためこのところを嚙み砕いてご説明いただけると助かります。

大変、お忙しいところ恐縮ですが、何もわからないためどうぞよろしくお願いいたします。

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では、歴史のお勉強をしましょう。読み物程度で読んでください。(細かいところはちょっとあやしい)

###動的Webサイト技術の歴史〜栄光と衰退〜
時はブラウザ戦国時代初期、今は亡きNetscape王国のNN(Netscape Navigator)に対し、Microsoft帝国のIE(Internet Explorer)が攻め込み始めたあたりから始まる。

####Webサイトは静的サイト
HTMLはハイパーテキスト、つまり、修飾付きの静的文書を作るための物であった。言ってみれば単なるワード文書と同じであり、現在でもMS WordはHTMLの作成をサポートしている。そのため、HTMLだけでは、ボタンを押したら動作が表示が変わる、動画や音声を再生する、ポップアップを出すと言ったことはできず、デスクトップアプリケーションのような動作はできなかった。

なお、表示する物をアクセス毎に変えるという意味での動的であれば、CGIで可能であった。しかし、これは毎回違うHTMLを表示しているだけであり、ページ自体は常に静的であった。

####Java Appletの登場
そんな中、Sun帝国(2010年滅亡)はJavaとそれに付随するJava Appletというのが開発した。Java Appletは単純であった。HTML内にJavaのアプリケーションを埋め込むという物である。Javaはサーバーからデスクトップまであらゆる物を作成できる汎用的なプログラミング言語であった。Java Appletを使えば、HTMLにはできないような、それこそデスクトップアプリケーションに近い動作ができた。Java Appletは流行し、特に、企業向けシステムの管理画面等に用いられた

####JavaScriptの誕生
そんなJavaの流行にあらかろうとNetscape王国でJavaScriptが作られた。JavaScriptはJava Appletのような動作を外部のプラグイン等にたよらずブラウザ内で完結させようという試みだった。当時のSun帝国の助けもあり、名前をJavaからとられた。Netscape王国の動きを把握していたMicrosoft帝国はJavaScriptのばったもんであるJScriptを作り対応した。どちらもお互いが動くと主張し、かつ、それ以上の機能があるとして国民の支持を得ようとした。それぞれ自国の旗船であるNNとIEを独自に拡張しつづけていった。

この時DHTMLやDOMの概念も産まれた。現在のJavaScriptの基礎はここでできたと言っても過言では無かった。しかし、互いの国が互いに拡張し続けた結果、互換性が無い部分が産まれ、開発側からすれば使いやすい物では無かった。また、当時のJavaScriptはセキュリティー上の脆弱性が出ることも珍しくなく、JavaScriptは切っておくべしと言う風潮も産まれた。そのため、積極的にJavaScriptを使って動的Webサイトを作ると言うことは無かった。これが変わるのは、Netscape王国の滅亡とMozilla共和国の誕生、Apple王国の逆修、Google帝国の台頭により、Webブラウザの勢力分布が大きく変わるまで待たなければならない。(Opera公国というのもあったな…)

####Flashの台頭
しばらくは動的サイトと言えばJava Appletであったが問題も出てきた。それは、互換性とセキュリティーである。多くのJava Appletはバージョンを上げるだけで動かなくなる場合が多かった。とくに企業向けシステムでのJava Appletはバージョン固定であり、完全に特定バージョンしか動かないという物がほとんどあった。そんな中、Java Appletの脆弱性を突く攻撃が急激に増加した。それらはサイトを見ただけでパソコンがウィルスに感染すると言った凶悪な物であった。対応にはJavaのパージョンを上げるしか無いのだが、先ほど言った互換性の問題によって、企業内ではJavaのバージョンを上げられないという問題が発生した。そのため、Java Appletは無効にする、必要で無ければ入れない、ということが推奨され、Java Appletは急速に衰退していった。

そんな中、台頭したのが、Macromedia公国(後にAdobe帝国に吸収合併)のFlashである。FlashはJavaよりも映像よりであり、紙芝居程度なら誰でもすぐに作れた。また、ブロードバンドが普及してきた頃であり、動画を直接再生できない当時のHTMLに変わってFlashを使うことはごく自然のことであった。Javaのように互換性の問題が発生することも少なく、Java Appletよりも入れやすい作りであったため(後ほどJavaも工夫していったが)、危険なJava AppletはやめてFlashを使おうと一気にブレークしていった。

なお、この頃になるとNetscap王国は滅亡し、AOL王国に吸収されたが、NN地方の人達はMozilla共和国を立ち上げあらたなブラウザFirefoxを作るようになっていた。また、Apple王国がKDE自由国で作られていたブラウザからWebkitを作り、自国のブラウザSafariとして使い始めた。Google帝国もWebkit同盟に参加し、第三の勢力が作られ始めた頃でもある。ブラウザ戦国時代後期の始まりである。

####HTML5の爆誕
第一次ブラウザ戦争はNetscape王国の滅亡によって幕を閉じ、Microsfot帝国の勝利に終わった。だが、Mozilla共和国のFirefox、Apple王国のSafari、Google帝国のChrome、Opera公国のOperaと、Microsoft帝国のIEに対するライバルは逆に増えており、第二次ブラウザ戦争が勃発した。だが、この戦争は表面化での争いに終始することになる。第一次ブラウザ戦争の時のような混乱は国民に無用な混乱を与えるとして、統一的な規格が必要と考えられていた。しかし、当時、HTML4からXHTMLへとW3Cは指針を出していたが、XHTMLは(一部を除き)まったく流行らなかった(なお、XMLは流行った)。W3C主体では駄目だと、これを危惧した、各国の首脳達はWHATWG同盟を結び、新たなHTMLを策定を開始した。こうしてできたのがHTML5である。また、同時にJavaScriptについても言語仕様をECMAScriptとして標準化し、各DOMについても標準化を行った。

HTML5およびその周りの技術(CSS3、JavaScript)は、以前は簡単にできなかった動的サイトを実現する物であった。DOMという概念のもと、ページの構成を変更することはもちろんの事、動画や音声の再生と言った、これまではプラグイン無しではできないことも実現可能にしていた。なによりも目指していたことは「プラグインをなくすこと」である。

そう、Flashを無くしたかったのだ。Java Appletほどでも無かったにせよ、Flashを再生するためのFlash Playerも脆弱性という問題に悩まされることになる。Microsoft帝国はWindows UpdateにFlashを含める、Google帝国はChromeに埋め込んで一緒にアップデートする、Mozilla共和国のFirefoxでは古いFlash Playerは自動で無効にするなどの対応を行ったが、Flash Pylayerの脆弱性を利用した攻撃は増え続け、ランサムウェアなど新たなウィルスの存在もあり、「サイトをみただけ感染」という恐怖は拭いきれなかった。

また、Flash Player自体の負荷も問題であった。Apple王国のiOS向けにFlash PlayerをAdobe帝国は用意していたが、パフォーマンスの理由によりApple王国は拒否し続けた。また、Adobe帝国はGoogle帝国のAndroid向けに当初はFlash Playerを提供していたが、その端末のあまりの種類の多さに最適化の対応が難しくなり、提供を諦めた。

当初、Adobe帝国はHTML5に反発をしていたが、そのFlashよりも優位であることは認めざるをえなかった。Flash作成ツールはのきなみHTML5作成ツールへと置き換わっていった。こうして、Java Appletを滅ぼして栄光を極めたFlashもHTML5によって滅ぼされる運命を待つのみのとなっている。

####そして現代
かくして、現在において動的サイトにはHTML5とその周りの技術(CSS3、JavaScript)を使うことが主流となった。第二次ブラウザ戦争ははMicrosoft帝国のIEが大きく勢力分布を縮小し、実質的な勝利者はGoogle帝国のChromeであった。Microsoft帝国はIEを捨てあらたな高機能旗艦Edgeを作らざるを得なくなった。Apple王国とGoogle帝国のWebkit同盟も解消され、Opera公国がWebkit同盟からGoogle帝国が分離して作ったBlink同盟参加するなど、当時では考えられないような構成になっている。

HTML5の進化はこれで終わったわけでは無い。一体どこまで行くのかはまだ誰にもわからないが、ブラウザ戦国時代を乗り越えた彼らがどう進んでいくのかは、まだまだ注目に値することであると言える。

投稿2017/01/02 00:24

raccy

総合スコア21735

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redwhale

2017/01/06 20:55

お礼が遅くなりました。 歴史的な解説をしていただき誠にありがとうございます。 Java appletからhtml5までの流れがよく理解できました。 今後は、flashは無くなっていく感じですね。 html5もどうなるかわからないのですね。 プログラミングの知識もなく、BOMなど理解できない箇所もありましたが、 今後興味を持って学んで行ければと思います。 今後とも、どうぞよろしくお願いいたします。
guest

0

端的に言うと、HTML5はブラウザで実装。Flashはブラウザのプラグインとして実装されている。
と言ったところでしょうか。

なので、HTML5+CSS3で書いたアニメーションがChromeやFirefoxやEdgeでそれぞれ表示がばらつくのは、それぞれのエンジンで対応していないところがあったり、演算処理の仕方が違うところがあるからだと思います。

逆に、FlashはFlash Playerをインストールしてしまえば、Flashで作られたものならどんな環境でもFlash Playerがちゃんと処理して同じ映像や動作をしてくれます。

「ではなぜそんな便利なFlashをiOSやGoogleはサポートをやめたのか」
という話になるとは思いますが、そこに関しては詳しい経緯を存じ上げていないので適当な事は書けません。

以上で私の回答とさせていただきます。


P.S.

有識者の皆様、もっと詳しい解説をお願いいたします。

投稿2017/01/01 14:50

manzyun

総合スコア2244

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redwhale

2017/01/01 15:18

早速のご回答誠にありがとうございます。 html5がブラウザで実装されているということはわかりました。 ただ、youtubeなどで、html5 playerを実装しているといったことがまだ理解できません。 youtubeはブラウザというより、Webサービスのことですよね。 Webサービスで実装されていればブラウザは関係ないということなのでしょうか。 何も知らないものですみません。
manzyun

2017/01/01 15:42

youtubeでもニコニコ動画でも、Webサービスの表側(つまりブラウザで見えてる部分)がHTML5で実装していれば、それはブラウザに依存するところだと思います。 ちょっと歴史を調べました。(と言ってもWikipediaでAdobe Flashのページを斜め読み下程度ですが) 事の発端はAppleが、 「Safariがクラッシュする原因の大半は、あの重くて脆弱性ばかりのFlashのせいだ」 という見解に至り、その結果、 「iOSにあんな重たいものは入れたくない」 という話になりまして、HTML5やJavaScriptの改良が急速に進んだものと思われます。 それに習って、 「Flashがインストールされていない環境でも動画が見れるようにしないとね」 とGoogleも動き始めてYoutubeでhtml5 playerを実装し始めたのではないかと思います。 答えになりましたでしょうか。なっていなかったら申し訳ございません。
redwhale

2017/01/06 20:52

お礼が大変遅くなりました。 やはり、html5はブラウザで実装されるのですね。iOSはOSなので少しひっかかりますが。 flashの脆弱性のことなどもわかりました。 本当にありがとうございました。 今後とも、どうぞよろしくお願いいたします。
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