Functionプロシージャの戻り値

Functionプロシージャについて学習しております。

Functionプロシージャは、戻り値を返すということは理解出来たのですが、
オブジェクト型の戻り値について、イマイチ理解できません。

値を返すFunctionプロシージャ例
これは、理解できています。

vba
1Sub sample()
2    Dim n As Integer
3    n = 5
4    MsgBox "戻り値：" & addition(n)
5End Sub
6
7Function addition(n As Integer) As Integer
8    addition = n + 10 
9End Function

オブジェクト型を返すFunctionプロシージャ例
この例が、イマイチ分かりません。rangeName = "A1"という箇所は、rangeNameという変数んい"A1"という文字列を入れているだけなのでしょうか？それとも、"A1"セルを代入しているのでしょうか？そもそも、このマクロを実行すると、なぜ、A1セルに"VBA"と入力されるのでしょう？？
一日中考えましたが、混乱状態です。
もっと、分かりやすい例はありますでしょうか？？

vba
1Sub sample()
2    Dim rangeName As String
3    Dim rangeA1 As Range
4    rangeName = "A1"
5    Set rangeA1 = objRange(rangeName)
6    rangeA1.Value = "VBA"
7
8End Sub
9
10Function objRange(rangeName As String) As Range
11    Set objRange = Range(rangeName)
12End Function

どなたかご教授下さい。

行動規範の内容に同意します

回答1件

ベストアンサー

rangeName = "A1"という箇所は、rangeNameという変数んい"A1"という文字列を入れているだけなのでしょうか？

その通りです。rangeNameは文字列(String)型なので、"A1"というのは単なる文字列です。

Range型は「セル範囲」を格納します。
この例では「範囲」の指定にはなっていませんが、rangeA1変数はセル範囲を格納する変数です。

このrangeA1変数にobjRange関数で値をセットしています。

Function objRange(rangeName As String) As Range

とあるので、objRange関数はセル範囲(Range)型で値を返す必要があり、また文字列(string)型の引数を必要とします。
呼出元側でobjRange関数の引数としてrangeName変数を指定しているので、objRange関数の処理としては

objRange = Range("A1")

となり、objRangeは「A1(だけですが)というセル範囲」となります。
ここでobjRangeに格納されているのは「A1セルの値」ではありません。格納されているのは「参照すべきセル範囲」だけです。
そしてobjRange関数の呼出元側ではrangeA1にobjRangeが代入されます。つまり、rangeA1の中身は「A1というセル範囲」です。

最後に