Visual C++/CLRによるWindowsフォームアプリケーション

Question

コード
```Visual StudioでWindowsフォームを作るとC++プロジェクトの中に"フォーム名.h"ファイルができ、このファイルの中でフォームはクラスとして生成され、フォーム内のコントロールはクラスのprivateコンポーネントとして生成されます。

対話式のアプリケーションを作ってコントロールを読み書きしたいのですが、外部（例えば"フォーム名.h"と対になっている"フォーム名.cpp"内のコード）からコントロールをアクセスする方法が分かりません。
上記のとおり、コントロールはクラスのprivateコンポーネントなので外から見えません。フレンド定義しようとしたら、フォームのクラスはマネージ型なのでフレンド定義は使えないというエラーになります。

しかたなく、いまはクラスの中のメンバー関数としてアプリケーション部分のコードを記述していますが、.hに定義、.cppに実装を記述しろというC++のマナーに反しますし、そもそもOOPとして邪道のような気もします。
どうしたらいいのでしょうか？

Answer 1

こんにちは。

しかたなく、いまはクラスの中のメンバー関数としてアプリケーション部分のコードを記述していますが、.hに定義、.cppに実装を記述しろというC++のマナーに反しますし、そもそもOOPとして邪道のような気もします。

まず、「.hに定義、.cppに実装を記述しろというC++のマナー」はマナーではないですよ。
それが必要な場合（テンプレート）やその方が好ましい場合（極小さな関数など）は躊躇なく.hで実装するべきです。
とはいえ、「メンバー関数としてアプリケーション部分のコードを記述」することを躊躇されているということは、今回は必要や好ましい場合に該当しなさそうですね。

アプリケーションとしての機能はアプリケーションを実装しているクラス側で記述し、フォームのクラスはそれに必要なI/F関数を実装するケースは多いです。そのような構造にすることはできないでしょうか？

Comments

[nartoc]

回答ありがとうございます。
.hと.cppの使い分けはマナーではないとのこと、少し安心しました。
フォームを使った対話式のアプリケーションの場合、処理のほとんどはフォームのコントロールとのやりとりになり、I/F部分だけを切り出してクラスのメンバー関数にするより、すべてをメンバー関数内で処理した方がすっきりする（可読性がよくなる）ような気がします。

[Chironian]

小さなアプリケーションの場合はその通りですね。
大きなアプリの場合、アプリケーション部分が巨大なので、それをGUIの中に埋め込んでしまうのは現実的ではないと思いますよ。