カスケードファイルの作成について

Question

OpenCVとPythonを用いて、部屋の天井から撮影した画像から部屋の中に人が何人いるか数えるプログラムを作成します。この場合、人の頭を検出するカスケードファイルを作成すればよいと思うのですが、カスケードファイルをどのように作成すればいいか分かりません。作り方を教えてください。
また人の頭を検出するほかに、人の数を数えるための良い方法はあるのでしょうか。
宜しくお願い致します。

Answer 1

こんにちは。

昔、OpenCVのカスケード分類器を使って顔検出をやって、同等のソフトの開発にトライしたことがあります。
その経験的には、上から見た頭の画像で人検出は無理な可能性がかなり高いと感じます。
ある程度複雑なバターンでないと、他のパターンと区別できません。上から見た頭では単なる黒い丸でしょうし、個人差も激しいと思います。せめて目と口があると言う程度の共通点がないと厳しいです。

人は完全に静止することは無いと聞きますので、その動きを検出することをトライしてみる価値はあると思います。
背景差分方式ならある程度判別できると思います。
窓がある部屋の場合、日が陰ったり日が照ったりすることによる変化が激しく、それをキャンセルするのに苦労します。また、蛍光灯のフリッカにも苦労しました。

Comments

[MasahikoHirata]

そうなんですよね。カメラの特に’光’と’影’が。またopencvでは基本的に`グレースケール`で処理が多いので、色信号も捨てるし。自分で工夫しないと。質問者はあくまでP`カスケード`のファイルの作成方法でしたので、様々なパターンから自分で導かないと。chironianさんの苦労が忍ばれます。

[Chironian]

ですです。
画像処理、まじでたいへんです。人の目とのギャップが大きすぎるんですよね。
あの世界は私には到底ムリな世界と思い知った2年間でした。

Answer 2

カスケードについては、
カスケード型分類器
で大まかな事が説明されています。
opencv 2.2のドキュメントですが基本はほとんど変わりません。
天井からの人の識別に対しては貴殿の他の質問に顔認証についての質問がありましたが、カスケードの作成では、多くのサンプル写真からパターンを整理して人間と定義できるものを作成する必要があります。
また人が動くと考えればパターンの移動のロジックも併用する事で精度が向上すると予測します。