ハッカー的な人はなぜPython?

Question

タイトルのとおりです。
セキュリティを専攻する学生です。
あくまで主観なのです（大学の先生も同意見でした）が、俗に言うハッカー的な人はPythonを好む傾向にあると思います。
CTFのWriteupなどを読んでいても、Python率が高めな気がします。

なぜなんでしょうか？

たとえば、
RubyとPythonを比べる際に、Pythonのほうが科学技術計算が得意ということが言われますが、それが関係しているのでしょうか？
それとも、インデントが区切り？になっていて必然的にきれいに書けることがいいんでしょうか？

また、自分は今、Rubyを勉強していて、Pythonは使ったことがないのですが、両方やるメリットはありますか？

Answer 1

ハッカー的な人はなぜPython?

多分に主観的な話題と思いますが、Eric S. Raymond氏の ハッカーになろう/How To Become A Hacker が元ネタではないかと思っています。

RubyとPythonを比べる際に、Pythonのほうが科学技術計算が得意ということが言われますが、それが関係しているのでしょうか？

プログラミング言語そのものが提供する機能については、両者に大きな差異はありません。ライブラリも含めたプログラミング環境全体で考えると、Pythonの方が科学技術計算よりのライブラリが豊富にあるように思えます。RubyはRuby on Railsに代表されるように、Webアプリケーションやその周辺技術のライブラリが多いように思えます。優劣をつける問題ではなく、結果的に得意とする分野が分かれたというイメージです。

Rubyを勉強していて、Pythonは使ったことがないのですが、両方やるメリットはありますか？

何を「メリット」と考えるかですが、異なるプログラミング言語に触れること自体は有意だと思います。少なくとも"どちらも読める"くらいには触っておいても損はしないと思います。