JavaScriptによる和暦取得の原理

Question

###知りたい知識

JavaScriptには、日付を和暦（元号）で表示するための機能があります。
たとえば以下のコードをChromeで実行すると、「平成28年12月4日日曜日」なるアラートが表示されます。
しかし、WebAPIならまだしも、クライアントサイドで動作するJavaScriptは、最新の元号を一体どこから取得しているのでしょうか。言い換えれば、もし将来的に新しい元号が始まったとき、どのような原理でJavaScriptはそのことを知るのでしょうか。

var date = new Date();
var option = { weekday: 'long', year: 'numeric', month: 'long', day: 'numeric' };
var str=date.toLocaleDateString("ja-JP-u-ca-japanese", option);
alert(str);

よろしくお願いします。

Answer 1

新元号が出来たら、ブラウザのアップデートでしょう。

Comments

[akadashi]

よく分かりました。ありがとうございました。

Answer 2

JavaScriptの実行エンジン内で、元号は開始年月日と終了年月日がありますから、その表に当てはめて判定しているのでしょう。変更があったら実行エンジンをアップデートするだけのこと。

なんですが…
明治憲法下では、皇位継承が行われた時点をもって元号が改められるため、同じ日が両方の元号にまたがります。
1926年12月25日は昭和元年であると同時に、大正15年でもあるのです。

平成への改元においては、法律と政令により、皇位継承の翌日から平成とされたため、重複はありません。

Comments

[akadashi]

なるほど、実行エンジンは対応表を内部で静的に保持していて、変更があればすぐにアップデートする仕組みなんですね。よく分かりました。ありがとうございました。

Answer 3

【Date.prototype.toLocaleDateString() - JavaScript | MDN】
https://developer.mozilla.org/ja/docs/Web/JavaScript/Reference/Global_Objects/Date/toLocaleDateString

使用されるロケールや返される文字列の書式は、完全に実装依存です。

Comments

[otn]

「どういう言語仕様なのか」の質問じゃなくて、「どうやって実装しているのか」の質問だと思いますよ。

[kei344]

> どのような原理でJavaScriptはそのことを知るのでしょうか。
という問いなので、こういう回答になりました。主語が「ブラウザが」「node.jsが」であれば違った回答をしたかもしれませんが、「JavaScriptが」なので実装依存と回答しました。

[akadashi]

返される書式というよりも、そもそもJsはどういう原理で正しい元号を取得しているのか（特に新元号が始まった瞬間、どうやってその変化に即時対応するのか）という疑問でした。伝わりにくくてすみません。ありがとうございました。