C++(openFrameworks)のイテレータでインクリメントがない場合の解釈

Question

openFrameworksを学び始めまして、イテレーターというものが出て来たのですが、
for文で回す時になぜかインクリメントしていないのですが、これがどういうことなのかわかりませんでした。
インクリメントすることで全ての値に対して判定していると思っていたのですが、
インクリメントがなくても大丈夫なのでしょうか？
また、インクリメントするとエラーが出てしまいます。

下記がサンプルになります。インクリメントがある場合とない場合の違いを教えて頂きたいです。
よろしくお願いいたします。

void ofApp::update(){
    // d_circlesに格納された全ての円をチェック??
    for(vector <CustomCircle *>::iterator it=d_circles.begin(); it!=d_circles.end();){ // インクリメントなし
        (*it)->update();            // CustomCircleの状態を更新
        if((*it)->dead){            // 寿命が来ていればCustomCircleを消去
            (*it)->destroy();  // box2dの世界から消去
            delete *it;             // オブジェクト解放
            it = d_circles.erase(it); // 動的配列からオブジェクト削除
        }else{
            ++ it;
        }
    }
    
    box2d.update(); // box2d更新
}

Answer 1

こんにちは。

itが指している要素を削除した時は再設定しています。it = d_circles.erase(it);
そうでない時は、そのちょっと後でインクリメントしています。

指している要素を削除した時にインクリメントすると、指しているところへ繰り上がった要素の処理が漏れてしまうので、意図的にこのような処理をしているのだと思います。

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[退会済みユーザー]

ありがとうございます。
納得しました！

Answer 2

ここで要素のポインター'it'が動的配列を削除すると次の項目を必然的にitを示しますね。' if((*it)->dead)'を満たさない場合はitをインクリメントして次の要素にポインターが移動しています。ですから条件によってポインターをインクリメント(移動）している訳です。そしてfor文の二番目の条件には’it!=d_circles.end()’で要素の最後の判断をしているので問題がありません。

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[退会済みユーザー]

ありがとうございます。
納得できました！