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Markdownは、文書の構造、修飾情報を記述するための軽量マークアップ言語です。

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Markdownの基本的なこと

nozatodogers

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Markdown

Markdownは、文書の構造、修飾情報を記述するための軽量マークアップ言語です。

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投稿2016/11/08 12:35

宜しくお願いします。

非IT系の者で、レポートなどを書く際、Markdown記述は役に立つでしょうか。もしそうなら記述方法など覚えることがらは多いですか。なにかソフトみたいなものはないですか

pack👍を押しています

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回答4

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最近、私はほとんどの文章をMarkdownかAsciiDoc(後述)で書くようにしています。どのようなものかによりますが、Wordで書くレベルのレポートであればMarkdownである程度原稿を書くことは可能です。ですが、その特徴と限界を知るべきでしょう。

###Markdownの哲学とその拡張

Markdownはマークアップ言語ではありません。HTML等のマークアップ言語のアンチテーゼ(だから、名前がMarkdownなのです)として、プレーンテキストであっても構造がわかるように作られています。つまり、プレーンテキストのままでもわかりやすいを目指しています。

この哲学は非常に優れているものでした。しかし、それはMarkdownの限界を意味します。プレーンテキストでは表現しずらいものをMarkdownは捨てざるを得ませんでした。オリジナルのMarkdownは非常にシンプルです。シンプルが故に、表現には限界があります。オリジナルでは表(テーブル)すら作れません。数式もプレーンなテキスト以上の表現力を持ちません。単純な文章では十分かも知れませんが、より高度な表現をするには不十分でした。

そこで、多くの人がMarkdownを拡張し、カスタマイズしました。テーブルを作ったり、数式を書けるようにしたり、中には、コードの所で言語を指定できるようにして、シンタックスハイライトも可能なようにしました。しかし、この拡張について何かしら統一的な見解があったわけではありません。オリジナルのMarkdownには拡張方法について何の記載も無かったからです。例えば、teratailの質問や回答はMarkdownが使えますが、同じようにMarkdownが使えるQiitaとは一部拡張やカスタマイズ部分が異なります。そしてそれらは、オリジナルのMarkdownともやはり異なるのです。

GitHub Flavored Markdown(GFM)のようにある程度確立した拡張も存在します。しかし、やはりどの拡張を使うか、どのようにカスタマイズするのかはツールやそのオプションによって異なります。単純にMarkdownで書くと言っても、使用するツールによって互換性が無い事があると言うことに注意を払う必要があります。

そして、Markdownについて注意すべきが、そのほとんどがプログラミングなどのIT技術向けをターゲットにしていると言うことです。プログラミングコードの書き方がオリジナルの時点から存在するように、IT技術向けの文書作成を意識した作りになっています。通常の文章であればそれほど変わりがありませんが、非IT技術独特の書き方がある場合は、注意する必要があります。(ただし、数式は拡張でtex並の記法が可能です)

もう一つ。Markdownは英文を書くことを意識して作られています。英文はスペースで単語を区切りにしますが、一部はその構成を前提とし、日本語の特有のスペースがない文章ではうまくいかない場合があります。

###Markdownを書く道具と変換する道具

Markdownを書くために特別な道具は要りません。プレーンテキストが書けるエディタであれば、それこそ「メモ帳」でもMarkdownは書くことができます。ですが、「メモ帳」で書く人はあまりいません。なぜなら、次のような機能があって欲しいからです。

  1. シンタックスハイライトされる。
  2. プレビューが表示される。

最近流行りのマルチプラットフォームで拡張性が高い高機能テキストエディタ(Visual Studio Code、Atom、Brakcets等)では、拡張のパッケージを入れることで上の事が可能です。コーディング自体にも使えるため、IT技術者にはこちらをお勧めします。

他にもMarkdownに特化したエディタも存在し、同じような機能を持っています。私は使ったことがないため、詳しいことはわかりませんが、上の高機能テキストエディタについて敷居が高いというのであれば、こちらを使ってもいいかもしれません。「Markdown エディタ」で適当に検索してみてください。中には、Google Driveと連携して、オンラインで書けるエディタもあります。

エディタによっては同時にHTML等への出力も可能ですが、エディタを変更できないという弊害があるため、私は余りお勧めしません。Markdownから他の形式への変換は一つのツールに絞るべきです。そこでおすすめなのはPandocです。PandocはHTMLを始め、docxやLaTeX、PDF(別途LaTeX環境必要)、EPUBなど、多くの様式に変換することが可能です。また、一般的に知られている多くのMarkdown拡張に対応しており、その有効無効も可能です。

Pandocをお勧めするもう一つの理由は、Pandoc ユーザーズガイド 日本語版があるからです。このユーザーズガイドはPandocの使い方のみならず、Markdownのリファレンスとしても使用できます。注意して欲しいのは、このユーザーズガイドに書いてあるMarkdownはPandocが対応している拡張に過ぎないと言うことです。エディタ側が全てに対応しているわけではありません。teratailのように他の環境のMarkdownも同じように対応しているわけではありません。そこら辺はケースバイケースで対応するしかありません。

###Markdown以外という選択肢

Markdownを見てきましたが、いかがでしょうか?ちょっと不満に思いませんでしたか?実は、私はMarkdownには不満が結構あります。そのため、簡単な構造しか書く予定がない文章以外は使っていません。より高度で表現力が必要な場合は、別の選択肢も考えるべきです。そこで、二つほど紹介します。

####AsciiDoc

書き方はMarkdownに似ているのですが、より表現が可能なように作られています。テーブルなども初めから考慮されています。オリジナルのAsciiDocはもう更新されていないため、変換等にはAsciiDoctorを使います。Pandocのように単独のインストーラがあるわけでは無いため、インストールや使用にはRubyに関する知識が少し必要です。

####Re:VIEW

MarkdownやAsciiDocとは違い、日本人が日本語文章向けに作ったものです。強調の書き方とかが英文を前提しておらず、また、ルビにも対応しています。書籍向けをターゲットにしていますので、書籍並みの表現が可能です。同じく、こちらもRubyに関する知識が少し必要です。

投稿2016/11/09 14:22

raccy

総合スコア21735

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pack

2016/11/09 21:56 編集

> Markdownはマークアップ言語ではありません。HTML等のマークアップ言語のアンチテーゼ(だから、名前がMarkdownなのです) これ、非常によく解ります。 私も、SphinxのreStructuredTextを、「こういうの、マークダウンと言って…」と説明したくなります。 名前の付け方が、ウマかった。 ただ全体像を見た時に、やはり言葉の定義として、「Lightweight markup language(軽量マークアップ言語)」の一つになってしまいます。 (私も、こちらの回答を書くためにWikipediaで調べただけですが) 「マークダウン記法」が、他の「軽量マークアップ言語(AsciiDoc、Re:VIEWなど)」を必ずしも内包している訳ではないので。「似てる」というだけで。 もし、詳しい進化の系統図があれば、見てみたいです。 「進化の過程」を見れば、極めて順当な、普通の流れのように見えますが。 特に新しい概念という訳ではなく。冷静になってみれば、やってる事は同じで、違うのは複雑さだけなんですよね。 Lightweight markup language - Wikipedia https://en.wikipedia.org/wiki/Lightweight_markup_language 「HTML(固有名詞)等のマークアップ言語(普通名詞)のアンチテーゼ」 Markdown(固有名詞) 軽量マークアップ言語(普通名詞) 「絵文字(Emoji)」は「世界共通言語」と、同じ感じだと思います。 「スタンプ」「ステッカー」を「絵文字」と呼ぶのか。 「プレステ」を「ファミコン」と呼ぶのか。 まぁ、この辺は、言葉遊びですが。 > Re:VIEWは執筆用記法(入力フォーマット)としては独自のフォーマット(「Re:VIEWフォーマット」)を使用しています。 > 閲覧用フォーマット(出力フォーマット)としては以下のようなフォーマットを利用できます。 > ・EPUB > ・PDF (LaTeX) > ・InDesign (IDGXML) > ・Markdown プログラミングをするのに「PHP」は役に立つでしょうか?という質問に似ていると思いますので、オススメする言語(記法、フォーマット)を提示するのは、なかなか難しいですね。 > ベースにLaTeXに関する理解がないと、難しいのかもしれません。 と書きましたが、LaTeXのような、ゴリゴリのマークアップ言語(低級言語)も、知識として必要になってくるのではないかと。 C言語、Java ⇒ HTML、LaTeX、CSS ↑ 低級 ↓ 高級、軽量 PHP、Python ⇒ Markdown、reStructuredText、Jade、Sass 質問者さんは、Dreamweaverのようなオーサリングツールを求めていると思いますので、Markdownでそこまで整備された(印刷系まで対応できる)ものを求めるのは、まだちょっと早いのかもしれませんね。 「非IT系」という事ですので、HTML、LaTeXレベルなら、歴史があるので、いろいろ出て来ますが。 > その特徴と限界を知るべきでしょう。 とあるように、ご自身でいろいろ経験してみないと、なかなか「これ」というのは、難しいと思います。
raccy

2016/11/09 21:54

単に印刷可能なものを出すだけなら、LaTeXもHTMLの知識も要りません。最初から印刷可能なPDFやEPUBとして出力が可能だからです。ですが、出力結果のフォーマットを変えたい、例えば背景を変えるとか、フォントを指定するとか、そういったことになると、テンプレートのカスタマイズが必要であり、ものによってはHTMLやLaTeX等の知識が必要です。 テンプレートのカスタマイズとかが難しいうちは、Markdownをdocxに変換して、細かいフォーマットはWord上で行うというのがいいのでは無いかなと思っています。大昔と違って、論文をWordで書いても怒られなくなったと聞きますから…(でも、Wordの数式エディタがショボいので、理系はLaTeXじゃないときついって話もありますが)
nozatodogers

2016/11/11 13:09

回答者の方々の詳しい回答ありがとうございます。 おおまかですが、できることがわかりました。 流れだと、入力と出力があり、出力に関してはプレビューができるPandocなどをつかう。 シンタックスハイライトに関しては私には特に必要ないでしょう。 入力に関してですが、記述方法が統一されているならWordでもできないですか。 もし、できるならWordでも使えないでしょうか。Wordで入力したものをPandocで転換するという感じです。 PS:役にたちそうな気がしますが、まだそれほど非IT系の人には広まっていないですね。
raccy

2016/11/11 13:39

Markdownをdocx(Word文書)やHTMLに変換するのがPandocですよ。PandocにMarkdownを読み込ませると、docxができるという形です。実際にPandocを使う場合、コマンドプロンプトで操作になるため、敷居はあまり低くありません。また、プレビューはエディタ側の機能であり、対応したエディタでなければ、プレビューは使えません。 一度、Markdownがどういうものか見てみた方がいいかと思います。下記のオンラインエディタを試して見てください。 https://stackedit.io/ http://dillinger.io/
pack

2016/11/11 14:07 編集

位置付け的には、Word自体がオーサリングツールですね。 入力、変換、出力をすべて包括しています。 変換などをユーザーが意識する必要がないのが「WYSIWYG」ですね。 Wordも、PDF出力出来ますし、HTML出力も機能として持っていますし。 ガチガチに固めてしまって、汎用性、流用性などが犠牲になっています。 Markdownなどは、その入力のみを分離し、汎用性を持たせたという感じです。 簡単なテキストファイルで書いて、受け口をあとからいくらでも増やせるようにという発想です。 代わりに「WYSIWYG」を、捨てました。 非IT系に広まりにくい理由は、ここでしょうね。 そういう意味で、Markdownは流用性が高いので、「役に立ちます」 工夫次第で、入力、変換の手間をどんどん省力化できます。 IT系の、腕の見せ所ですね。 「手段」の話に入る前に、「目的」を明確にしていただけると、いいかもしれません。 今どんな事に困っていますか? Wordだと、何が足りないですか? 最終的な出力形式(文書)は、どんなものを望んでいますか? などですね。
pack

2016/11/12 00:05 編集

ここでいう「入力」も、構造と、スタイル(テンプレート)に分離されます。 1.データ入力 2.構造化 3.スタイル指定 4.組版、レイアウト 文書作成も、このような手順に分解できます。 raccyさんのおっしゃる > プレーンテキストのままでもわかりやすいを目指しています。 は、パッと見で、構造を理解しやすいという事ですね。 この時点では、最終の出力結果(印刷、画面表示など)までは見えません。文書のデータ入力に集中できます。 Markdownなど(以下は、軽量マークアップ言語という意味で置き換えてください)の利点は ・構造部分の部品を、さらに簡略化 ・記号化 ・記述のしやすさ ・視認性の良さ などです。 入力、出力、変換の意味が、混乱してしまうかもしれませんが、 ここでは、Markdown(入力) ⇒ HTML(出力)という段階が一つ増えましたね。 共にまだ、構造化の段階です。 覚える事と言ったら、各都道府県の県庁所在地を覚える程度の、学習コストだと思います。 記憶しなくても、チートシートなどコピペしやすいようにどこかにまとめておくなり、スニペットとしていつでも引き出せるようにしておけばいい話です。 こういった部分でも、省力化につながります。 「Markdown Cheat Sheet」で探せば、たくさん出て来ます。 スタイル部分は、Markdownの担当から外れます。 (実際のツールではなく、言葉の定義において) 構造部分が、マークアップ言語の仕事ですから。 スタイルテンプレートなどは、自分で作る前に、世界中の人が作ってくれてます。 テンプレートをカスタマイズとなると、やはりそれなりに労力は必要ですが。 Wordなどは、それらが混在しています。 実際の内部データとしては、分離されたものを持っていますけどね。ユーザーが意識する事は、あまりありません。 意識は出来ても、見る事は出来ません。ごちゃ混ぜになってますから。 文書を作るたびに、フォントサイズを指定したり、レイアウトを調整したりしないといけないですね。 Wordにもテンプレートがありますが、作るのもカスタマイズするのも大変ですね。 上記のような内部構造を意識しながらWordを使ってみると、Markdownの有用性が見えてくるかもしれませんね。 場合によっては、Wordの方が優位性があるかもしれないですし。
nozatodogers

2016/11/13 05:53

raccyさんへ 2016/11/11 22:39 私は非IT系で文書を書くのにスピードをあげたいのが目的です。だからあまり難しいのは必要ないです。 これが前提です。Pandocの使用は断念します。ご紹介されたオンラインエディターはチンプンカンプンです。非IT系の人には難しいです。 packさんへ 繰り返しますが、私は非IT系で文書を書くのにスピードをあげたいのが目的です。だからあまり難しいのは必要ないです。 まず、私が決めたいのは入力のテキストは何にするか、記法を何にするか、出力するための出力を何にするかです。 アドバイスいただければ幸いです。
pack

2016/11/13 11:22 編集

そうですね。 多分、導入部分の手間を考えると、出来るのは 単体のソフトで、簡単にインストールできる または、単体のソフトに機能を追加する までですね。 ■まず、記法は何にするか。 Markdown、でいいと思います。 ■入力はどうするか。 Atom、をオススメします。 テキストエディタです。基本的な機能は、Wordよりよっぽどシンプルです。 Wordを選択すると、かえって手順を多く踏み、遠回りになります。 ■出力はどうすればよいか。 Atomのパッケージ(追加インストールして機能を追加できる)に、Markdown用のものがあります。 「markdown-pdf」というパッケージで、PDF出力までできます。 ■事前に必要となる手順、知識 ・Atomの、インストール、基本的な使い方 ・Atomのパッケージを、インストールする方法 ・Markdown記法 ■文書作成の手順 1.「.md」の拡張子で、ファイルを作成 2.Markdown記法で、文書を入力 3.メニューの「Convert」でPDF出力 これらは、検索すればいろいろ出てくるので、簡単にできます。 「これも難しい」 「教えてくれないと解らない」 「使い慣れたWordの方がいい」 「知らないソフトは怖い。人に勧められない。」 などとなると、お手上げかもしれません。 多分、Wordだけを使っていた方が良いでしょう。 最初に使ってみるMarkdown記法は、片手で数えられるくらいです。 それを使って、PDF出力まで体験してみてください。 繰り返しになりますが > その特徴と限界を知る ためにです。 そもそも、「レポート」というものが、A4サイズで印刷したいなどという要望かどうかも、結局はっきりしていませんが。 Atom(追加したパッケージ)の補完機能で、Markdownの入力もサポートしてくれます。 Wordでフォントサイズ、太字などのスタイル指定を、いちいちマウスを使って操作するより、楽になる部分は多いと思います。 慣れれば、入力に集中でき、「文書を書くのにスピードをあげたい」という目的を達成できるかもしれません。 ただし、要望となる最終的な見た目、印刷レイアウトとは、違うかもしれません。 それらの要望に応えられるかは、現時点では未知の状態です。 その時に、また別の質問を立てるなり、こちらのコメントなりで、聞いてみるといいと思います。
nozatodogers

2016/11/14 10:11

packさんへ 再度ありがとうございます。 >■まず、記法は何にするか。 Markdown、でいいと思います。 Markdownにも色々種類があると思っていました。Markdownは1つのもので決まったルールが あるのですか。たとえばJIS規格みたいに。 Atomを使った場合、入力の段階でプレビューみたいなものはないのですか。 転換はPDFまででテキストにはできないのですか
pack

2016/11/14 11:24 編集

> Atomを使った場合、入力の段階でプレビューみたいなものはないのですか。 Atomの標準機能で、出来ます。 やり方は、お調べください。 > 転換はPDFまででテキストにはできないのですか 入力したものを、マークダウンを除外してテキストで欲しいという事であれば、 ・上記のプレビュー画面で、テキストを選択し、コピー ・または、HTMLで保存し、ブラウザで開いて、テキストをコピー ・または、PDFで保存し、PDFを開き、テキストをコピー で出来ます。そのようなパッケージがあるかどうかまでは知りません。 > Markdownにも色々種類があると思っていました。 あります。 他の回答でも書かれていますが、各サービスなどの提供元が拡張して、機能の差があります。 違いは「方言」という言い方をされています。「日本語」にも「方言」があるのと同じです。 では、Atomで書く場合、どのMarkdownが使われているのか? Atomを提供しているGitHub。そのGitHubで使われている「GitHub Flavored Markdown」で書く事になります。 こちらが公式のガイドです。 https://guides.github.com/features/mastering-markdown/ https://help.github.com/categories/writing-on-github/ 別にここを見ないと書けないという訳ではありません。 基本的な構文は、Markdownであれば、どれも同じで、拡張部分が違います。 拡張部分の違いまで意識するのであれば、こうした公式のドキュメントを見る必要があります。 日本語の教科書に、大阪弁の解説までは載っていないのと同じです。 > Markdownは1つのもので決まったルールがあるのですか。たとえばJIS規格みたいに。 CommonMarkという名前で、標準化は進められているそうです。 覚えた事が、無駄になってしまわないかと、怖いですか?
pack

2016/11/14 12:03

Markdownの練習だけなら、このteratailでも出来るので、よかったらこちらの質問を編集して、練習してみたらいかがですか? https://teratail.com/help ヘルプページにも解説が載ってますし、GUIのボタン、テンプレート呼び出しなどで構文の挿入もしてくれますし。 AtomのPDF出力と言っても、結局、出来上がった例えばteratailの質問の文面がそのまま、PDFで出来上がるだけですよ。
nozatodogers

2016/11/17 10:40

Packさんへ お礼が遅れてどうも申し訳ございませんでした。 書店ではじめてのMarkdownという本を購入し、その中で「Dingus」というオンラインエディタを紹介していました。簡単なので私に向いてそうです。 みなさまからいろいろご教示いただいて、Markdownの概略をすこしわかりました。やっていくうちになにかわからないところがあればアドバイスください。 どうもありがとうございました。
pack

2016/11/21 06:12 編集

Dropboxが始めた「Paper」も、とてもいい感じでした。 おススメしたAtomなんかより、断然優秀です。 Markdownが、一気に身近になってきたな、という印象です。
guest

0

この種の記法 (マークアップ) のポイントは、プレインテキストとして読んでも理解でき書くのも容易であること、一方で、ソフトウェアで処理をすれば本格的な体裁のアウトプットを得ることもできることです。

ワープロソフトやDTPソフトのような複雑なソフトウェアを使わなくても、またHTMLなどの専門的な知識などがない人でも、プレインテキストにちょっとした細工をするだけで、プレインテキストのままで読みやすくすることができます。文書はプレインテキストとして保存し、利用できます。そのうえ、本格的なレイアウトの出力を得ることもできます。

歴史 (かなり抜粋)

この種の記法の嚆矢は1991年ころのI. Feldmanによるsetextと思われますが、これはもともと電子出版のために考案されたものです (T. & A. Engst ‘TidBITS ストーリー’)。Feldmanによる解説でも、この記法の目的を「主としてオンラインで配布する定期的な出版物での使用のためのもの」としています (‘the Current Setext Oracle’、日本語訳。ちなみにこれ自身、setextで書かれています)。

このアイディアはZopeにも取り入れられてreST (reStructuredText) となり、Sphinxのようなドキュメンテーション整形システムにつながっていきます。TextileやMarkDownも、setextと同様の着想から生まれたものです (まったく独立にではなく、影響は受けたようです。そういうわけで、似た記法ですが互換性はあまりありません)。

また、1994年にW. Cunninghamがプログラミングに関する情報交換のサイトとして初めて作ったウィキでも、手早く書けて修正も簡単になるような記法が考案されました (WikiWikiWebの記法の説明)。この最初のウィキにならってさまざまなウィキソフトウェア (MoinMoin、DokuWiki、PukiWiki、YukiWiki、MediaWiki、……等々) が実装された結果、ウィキの記法にもさまざまな方言が生まれました (方言といっても、同じ書き方が互いに逆の意味になるくらい、大きな違いがあるものもあります)。

役に立つか

前述のように、この種の記法はもともと、自分の考えを書いて発表し他人と共有することを、手軽におこなうために作られました。だから、とても役に立ちます。

覚えることがらは多いか

多くないです。前述のsetextにせよWikiWikiWebにせよ、記法の説明は一ページにおさまってしまいます。ほかの記法もみんな、こんなものです。文章を書く人がおぼえることは、それだけしかありません。

それに、そういった説明も最初から全部覚える必要はないです。とりあえず、段落は空行で分けること (これはすべての記法で共通でしょう)、それと見出しのつけかた (これは記法が異なればまず違った書き方になります) の二つを覚えれば、体裁の整った文章は書けます。

ほかの、たとえば太字、箇条書き、表組み、リンクなどは、必要になった都度おぼえればいいです。それに、こういったマークアップであまり凝ったことをしようと考えないことも大事です。体裁より内容が大事です (実際、私はteratailに登録してしばらくの間、シンタックスハイライトの「```」なんて知りませんでした)。

ソフトウェア

最初に述べたとおり、どの記法でもソフトウェアによって本格的な出力が得られるようになっていますので、かならずソフトウェアの実装があります。

  • ウィキのソフトウェアとして、つまり閲覧だけでなく編集のユーザインタフェースも備えたソフトウェアがあります。

  • ウィキ以外の形で処理するシステムを作りたいのであれば、記法ごとにいろんな出力形式 (HTMLが多いですが、LaTeXやtroff、PDFなどへの出力機能を持つものもあります) へ変換するライブラリがあります。記法の名前と「ライブラリ」をキーワードにウェブ検索してみると、いろいろ出てきます。

ひとつ困ったことは、数々ある記法には、互いにほぼ互換性がないことです。ユーザがいったんある記法に慣れてしまうと、別の記法を覚えなおすのは困難 (というより、ユーザは記法自体に興味はないので、覚えなおすのを無意味な労力と思う) です。システムを設計する側は、最初に採用した記法をその後も踏襲しなければならないと考えたほうがいいです。

投稿2016/11/12 05:13

編集2016/11/12 07:13
ikedas

総合スコア4335

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nozatodogers

2016/11/13 05:38

回答ありがとうございます。 覚えることがらは多いかを読んで安心しましたが、ソフトウェアのご説明でちょっと大変そうですね。 私は非IT系で文書を書くのにスピードをあげたいのが目的です。だからあまり難しいのは必要ないです。 テキストがワードでよければ、それに合った記法はなににすればいいでしょうか。今度それを出力するお勧めのソフトはありますか。
ikedas

2016/11/13 06:00

この種の記法 (マークアップ) でテキストを書くのにMicrosoft Wordを使う、という意味でしょうか。 たしかに、それはできます。この種の記法はプレインテキスト --- つまり、フォントや文字の大きさや強調などといったもののない、単純なテキスト --- でも扱えるようになっています。Microsoft Wordでも、フォントや文字の大きさや強調などといったものを使わなければプレインテキストと同じです。ですからMicrosoft Wordを使っても構わないと思いますよ。作ったものをテキスト形式 (書式なし) で保存すればいいので。 しかし、もしも全員の文章作成ソフトウェアをMicrosoft Wordに統一できるのなら、それを使えばいいです。文章の体裁をそろえたければ文書テンプレートを作って配布すればいいですね。この種の記法を採用する必然性がないです。 この種の記法で「プレインテキストだけでできる」ということにこだわる理由のひとつは、ソフトウェア環境を統一しなくてよい (多様な環境に対応したい) ためなので。
guest

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ベストアンサー

Markdownは、数あるマークアップ言語の中の一つなのですが、いろいろ検討した結果、Markdownを選択したという事でしょうか?
あるいは、Markdownというものを知り、それがレポートに使えそうというお考えからの質問でしょうか?

後者という前提で、話をさせていただきますが。

##マークアップ言語の歴史

LaTeXなどは、ご存知でしょうか?
TeXから進化したもので。マークアップ言語の一つです。
昔から、レポート・論文作成には、広く利用されていますが、まずはこちらもご確認された方がよいかと思います。

マークアップ言語 - Wikipedia

TeX

出版におけるもう1つの主要な標準はTeXである。TeXはドナルド・クヌースが開発し、1970年代から80年代にかけて継続的に改良した。TeXは数学書を業務品質で組むためのテキストやフォントに関する綿密なレイアウト機能を目標としている。この目標のため、クヌースはかなりの時間を組版技術の調査に費やした。主に学術分野で使われ、理数系の出版物・論文などの多くではデファクトスタンダードとなっている。TeXのマクロパッケージであるLaTeXはTeX上で意味マークアップシステムを構築しており、広く用いられている。

Markdown - Wikipedia

Markdown(マークダウン)は、文書を記述するための軽量マークアップ言語のひとつである。本来はプレーンテキスト形式で手軽に書いた文書からHTMLを生成するために開発されたものである。しかし、現在ではHTMLのほかパワーポイント形式やLATEX形式のファイルへ変換するソフトウェア(コンバータ)も開発されている。各コンバータの開発者によって多様な拡張が施されるため、各種の方言が存在する。

やはり、出自が違うので、得手不得手があるようです。
Markdownは、軽量マークアップ言語という位置づけで、比較的、機能などは少ないようです。

手軽に書くなら、Markdownだと思います。
ただ、HTML以外のレイアウトを考えると、一気にハードルが上がります。

こちらにも記載がある通り、印刷物への出力を考えると、LaTeXへの変換がスタンダードのようです。
ご自身のレポートでの要望によると思いますので、例えば「数式を書きたい」など、LaTeXでどんな事が出来るのか、ざっと確認されてみてはいかがでしょうか?

##組版の為のツール

ソフトについては、簡単に検索した結果ですが、Markdown+Pandoc+LaTeXなどが出て来ます。
具体的な手順や、手間がどれほどのものなのかは、私は判りません。

ベースにLaTeXに関する理解がないと、難しいのかもしれません。
Markdownから入るよりかは、LaTeXから入った方が近道のような気もします。

##ドキュメント生成ツール
書いてて、やはり思ったのですが、「今さらLaTeX?」というのもあるので、オススメするというものでもないです。
かと言って、LaTeXが、もう古臭くなって使われていない、という意味ではないです。

ドキュメント作成ツールという意味で、例えばPythonではSpinxが有名です。
Sphinxでは、reStructuredTextというマークアップ言語。
というように各種ありますので、それぞれで「ePub(電子書籍)への変換」「PDF出力」などの方法を確認されると良さそうですね。

結局どこかで、LaTeXが出てくるような気もしますが。

すみません。これといった回答にならなくて。

投稿2016/11/09 12:35

編集2016/11/09 20:13
pack

総合スコア256

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Markdownでレポートは書いたことないですが、きっと役立つのではないでしょうか。
このサイトもMarkdownに対応していますので、Markdownの記述を用いて質問したり回答したりできます。
例えば、太字にしたいなら、**太字** のように**で囲めば太字で表示されます。
記述自体難しくないので、覚えることは多くないと思います。
ソフトは、Windows版もMac版もある kobito はどうでしょうか。
Windowsなら他に MarkdownPad というソフトがあります。
Markdown自体、敷居は高くないと思いますので、レポートに役立つかとりあえず試してみることをお勧めします。

投稿2016/11/08 15:10

編集2016/11/08 15:12
7968

総合スコア253

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nozatodogers

2016/11/09 10:01

回答ありがとうございます。 ソフトを使う場合、 1.マークダウンで記述する 2.それをHTMLに変換する 3.HTMLを通常の文書にする という手順でよろしいのでしょうか。 もし、そうなら記述に関してのルールはどこを閲覧すればいいのでしょうか。 ソフトを使う時は2から3の時に使うのですか。
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