アソシエーションの片方だけreadonlyとした場合の、Rails 4と5での動作の違い

Question

##状況
Rails 5でアプリを開発するにあたって、Rails 4と同様な書き方をしたところ、うまく動かなくなり、どうすればいいのか悩んでいます。

###該当のソースコード

ユーザーと権限がある（多対多）、という状況で、権限の項目自体はふつう増減させないので、activerecord-be_readonly（GitHub）を使って読み取り専用にしています。

class User
  has_many :role_users
  has_many :roles, through: :role_users
end

class RoleUser
  belongs_to :user
  belongs_to :role
end

class Role
  be_readonly
  has_many :role_users
  has_many :users, through: :role_users
end

このような状況で、（strong_parametersももちろん通した上で）フォームからuser[role_ids][]を送信してUser#updateを行ったところ、Rails 4では問題なく動くのですが、Rails 5ではRoleに対してActiveRecord::ReadOnlyRecordの例外が出てしまいました。例外自体はactiverecord-be_readonlyではなくActiveRecord側から発生しているので、標準のreadonly?関連の制御で発生しているようです。

質問内容

1. （できれば）Rails 4と同様にuser[role_ids][]を投げるだけできちんと更新できる方法はないか
2. 次善の策として、コールバックなどにコードを追加しなくて済むような更新方法

（なお、「readonlyを完全に外す」ということは考えていません。）

##試したこと

• has_manyやbelongs_toにautosave: falseのオプションを追加する
• Role側からのアソシエーションを削除する

また、RoleUserを直接追加することは可能でした。

##補足情報(言語/FW/ツール等のバージョンなど)

• Rails 5.0.0.1 + MySQL 5.x
• activerecord-be_readonly 0.3.0
• simple_form 3.3.1

Answer 1

view経由でのテストは行なっていませんが、私の検証では下記にて解決しました。

• Rails5.0.2 へのバージョンアップ

または、

• rolesへのhas_manyにautosave: falseのオプションを追加(workaround)

class User
  has_many :role_users
  has_many :roles, through: :role_users, autosave: false
end

詳しくはこちら(qiita)に書きました。
PoCはこちら(github)です。

ただし、すでに

• has_manyやbelongs_toにautosave: falseのオプションを追加する

のworkaroundを試されたとのことですので、もしかしたら別の事象かもしれません。