サーバー・サイドのJava Servlet/JSPを使用した従来型のMVC(あるいはMVC2)とクライアント・サイドのJavaScriptによるMVCでは考え方やアプローチが若干異なる部分があり、JavaScriptの場合にはフレームワークの種類によっても相違があるので注意が必要ですね。
Backboneの場合には、従来型MVCの「M(Model)」に相当するのが、同じく「M(Model)」と、それをまとめる「C(Collection)」の2つとなっており、従来型MVCの「C(Controller)」に相当するのが「Router」となっている点が大きな違いでしょう。
Modelは基本的にはアプリケーションで扱うエンティティ(データモデル)を実装するため、主なメンバーはプロパティになると思いますが、同時にそれらプロパティに対する操作(メソッド)もModel内に実装します。
そしてCollectionは複数のModelオブジェクトを1つにまとめて扱うためのメソッド(個々のモデルの格納や取り出し、あるいはソートやイベントに対するアクションなど)を、ViewにはUIインタラクション(ユーザーのアクションに対するイベントハンドラー)を中心に実装します。
もう少し具体的に知りたい場合には、以下に紹介するサイトがいいですよ。
さまざまなJavaScriptフレームワークを使用した簡単なToDoアプリケーションの作成例が紹介されており、ソースコードもダウンロードできるためMVCをどのように実装するかが具体的にわかります。
Backboneの例もあるため、ぜひソースを読んでみてください。
ToDo MVC
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