ほぼ全ての機能を把握したいというのであれば、グループポリシーで確認するという手段があります。
https://technet.microsoft.com/ja-jp/windowsserver/grouppolicy/bb310732.aspx
上記サイトから、「グループ ポリシー設定リファレンス 日本語版 (xls 形式: 695 KB)」をダウンロードして、エクセルで開き、「Administartive Templates」シートを選択します。「Supported On」の列が注目するところなので、この部分でソートしておきます。「Supported On」はどのWindowsバージョンでグループポリシーが適用されるのかが書いてあるため、つまり、そのバージョンでその機能があるのかどうかが判断できます。XPのみ、または、XPやVistaまでであれば削除された機能、7のみ、または、Vista以降であれば追加された機能です。
例えば、「デスクトップ クリーンアップ ウィザードを削除する」が「Windows Server 2003 と Windows XP のみ」です。これは「デスクトップ クリーンアップ ウィザード」という機能自体がWisdows Server 2003とWindows XPにしか無い事を意味します。ただ、注意点もあります。似たような機能が別の機能として実装されていることがあります。例えば、「[スタート] メニューから [検索] を削除する」も2003とXPのみですが、Vista以降は検索の出し方(スタイル)が変更されたためです。つまり、全く同じものでは無いが同じ事ができる機能に変更されていると言う場合もありますので、単純に削除されたかどうかは、他のポリシーを見ないとわかりません。
追加については、Vista以降、7以降となっているものを確認すればできます。しかし、同じように、同じ事ができる機能に変更されたという場合もありますので、削除された側と比較しながら見る必要があるでしょう。
もう一つ、注意点として、OSだけではなくInternet Explorer等でも対象になっていると言うことです。以降元のIEと移行先のIEのバージョンも確認しておいてください。
なお、デフォルト値の変更はこの方法では確認できません。Help textを一つ一つ確認する以外に方法はありません。
現在、グループポリシーは3631項目ありますが、Windowsの機能はほぼ全てグループポリシーで制御可能であるため、この方法であれば、ほぼもれなく把握は可能だと思います。
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2016/10/18 05:20