AndroidStudio SurfaceViewのholder.lockCanvasについて

Question

###前提・実現したいこと
AndroidStudioを用いて簡単なアドベンチャーゲームを製作しようと思っています。
主な機能としてはまず、
1．タッチした方向に移動する(瞬間移動ではなく、少しずつ)
2．村人をタッチした場合、村人の近くまで移動し、会話する。
を実装したいと思っています。
教本を参考にしながら製作していたのですが、理解できないところがありましたので質問させていただきました。

###発生している問題
1．タッチした方向に移動する の方は、問題なく実装できているのですが
2．村人をタッチした場合、村人の近くまで移動し、会話する。 の方ができません。
具体的な症状ですが、主人公の移動はできるのですが、移動したあとなぜか他の方向へ瞬間移動した後村人との会話が成立してしまいます。
画像を参照にしていただけると幸いです。
瞬間移動する位置は、おそらく2フレーム前の位置になります。
可読性の悪いプログラムかと思いますが、ご助言のほどよろしくお願いします。

###該当のソースコード

• AdventureView.java

public class AdventureView extends SurfaceView
        implements SurfaceHolder.Callback,Runnable {

    //変数の定義コーナー//
    final static int W = 480, H = 800;
    //シーン定数
    private final static int sMAP = 0, sCHAT = 1;
    private int key=0;
    private final static int
            KEY_NO_ACTION=0,
            KEY_ACTION=1;
    //システム
    private SurfaceHolder holder;        //サーフェイスホルダー
    private Graphics g;
    private Thread thread;             //スレッド
    private int scene;              //シーン(1)
    //BMP読み込み
    private final static int num_bmp = 7;//読み込む画像の枚数
    private Bitmap[] bmp = new Bitmap[num_bmp];//ビットマップ
    private int[] image = {R.drawable.rpg0, R.drawable.rpg1, R.drawable.rpg2, R.drawable.rpg3,
            R.drawable.rpg4, R.drawable.rpg5, R.drawable.rpg6};
    //MAP定数
    private int[][] MAP = new int[10][10];
    //最初のところ(0:歩ける 1:人 3:壁(or物))
    private int[][]MAP_first = {
            {3,3,3,3,3,3,3,3,3,3},
            {1,0,0,0,0,0,0,0,0,0},
            {1,0,0,0,0,0,0,0,0,0},
            {3,0,0,0,0,0,0,0,0,0},
            {3,0,0,0,0,1,0,0,0,0},
            {3,0,0,0,0,0,0,0,0,0},
            {3,0,0,0,3,0,0,0,0,3},
            {3,0,0,3,3,0,0,3,0,3},
            {3,3,3,3,3,3,3,3,3,3},
            {3,3,3,3,3,3,3,3,3,3},
    };
    //主人公の座標
    private int myX;
    private int myY;
    //移動先の座標
    private int Now_myX;
    private int Now_myY;
    //会話用
    private String chat;
    private int human;
    private boolean FLAG_CHAT = false;
    private int count_program = 0;


    public AdventureView(Activity activity) {
        super(activity);

        //ビットマップファイルの読み込み
        for (int i = 0; i < num_bmp; i++) {
            bmp[i] = BitmapFactory.decodeResource(getResources(), image[i]);
        }
        //サーフェイスホルダーの生成
        holder = getHolder();
        holder.addCallback(this);
        //画面サイズの指定
        Display display = activity.getWindowManager().getDefaultDisplay();
        Point p = new Point();
        display.getSize(p);
        int dh = W * p.y / p.x;
        //グラフィックスの生成
        g = new Graphics(W, dh, holder);//surfaceHolderの生成等
        g.setOrigin((dh - H) / 2, 0);//描画位置の設定
        //変数の初期化
        init();
    }

    //サーフェイスの生成
    public void surfaceCreated(SurfaceHolder holder) {
        thread = new Thread(this);
        thread.start();
    }

    //サーフェイスの終了
    public void surfaceDestroyed(SurfaceHolder holder) {
        thread = null;
    }

    //サーフェイスの変更
    public void surfaceChanged(SurfaceHolder holder,
                               int format, int w, int h) {
    }

    //スレッドの処理
    public void run() {
        while (thread != null) {
            if (scene == sMAP) {
                //移動

                //描画
                g.lock();
                //背景の描写
                for (int i = 0; i < MAP[0].length; i++) {
                    for (int j = 0; j < MAP[0].length; j++) {
                        int idx = MAP[j][i];
                        g.drawBitmap(bmp[idx], 48*i, 80*j,false);
                    }
                }
                //主人公移動用
                //----------------------------------//
                //x座標
                int i = Now_myX - myX;
                //y座標
                int j = Now_myY - myY;
                if (i == 0) {
                    if (j == 0) {
                    } else if (j < 0) {
                        Now_myY++;
                    } else {
                        Now_myY--;
                    }
                } else if (i < 0) {
                    Now_myX++;
                } else {
                    Now_myX--;
                }
                Log.d("run:sMAP","Through"+"Now_myX="+Now_myX+"myX="+myX
                +"Now_myY="+Now_myY+"myY="+myY);
                g.drawBitmap(bmp[4], Now_myX * 48, Now_myY * 80, true);
                g.unlock();


                //会話する条件がそろったとき(=人をタッチしたかつ、人の近くまで移動したとき)実行
                if(human != 0 && Now_myX==myX && Now_myY==myY){
                    scene = sCHAT;
                    Log.d("会話条件TRUE","Through");
                }
                //---------------------------------//
            }
            else if(scene == sCHAT){
                //ここから
                Log.d("run:sChat", "Through");
                g.lock();//
                m_chat();
                g.unlock();
                waitSelect();
                //ここまでが怪しい
                //m_chat();を消しても効果なし。全部消すと会話文こそなくなるものの正常に動作する。
            }
            try {
                Thread.sleep(300);
            } catch (Exception e) {
            }
        }
    }

    @Override
    public boolean onTouchEvent(MotionEvent event) {
        int touchX = (int) (event.getX() * W / getWidth());
        int touchY = (int) (event.getY() * H / getHeight());
        int touchAction = event.getAction();
        switch (touchAction) {
            case MotionEvent.ACTION_DOWN:
                Log.d("ACTION_DOWN","Through");
                switch (scene) {
                    case sMAP:
                        Log.d("ACTION_DOWN:sMAP", "Through");
                        //会話していないかつ、
                        //タッチした場所が人だった場合、変数human=1
                        //タッチした場所が動ける場所だった時、動く。
                        toTouch_Event(touchX, touchY);
                        break;//scene=sMAP
                    case sCHAT:
                        Log.d("ACTION_DOWN:sCHAT", "Through");
                        scene = sMAP;
                        human = 0;
                        //とりあえず、会話画面が表示されて画面をタッチしたらまた移動できるように。
                        key = KEY_ACTION;
                        break;//scene=sCHAT
                }
                break;//actionEvent=down
        }
        return true;
    }
    //スリープ
    private void sleep(int time) {
        try {
            Thread.sleep(time);
        } catch (Exception e) {
        }
    }
    //決定キー待ち
    private void waitSelect(){
        key = KEY_NO_ACTION;
        while(key!=KEY_ACTION){
            sleep(200);
        }
    }
    //初期化
    private void init(){
        MAP = MAP_first;
        myX =2;
        myY =2;

        Now_myX=myX;
        Now_myY=myY;
    }
    //主人公の移動
    private void mMove(int x,int y){
        myX = x/48;
        myY = y/80;
    }
    //MAPの状態
    private int stateMAP(int x,int y){
        int state = 0;
        int ax=x/48;
        int ay=y/80;
        state=MAP[ay][ax];
        return state;
    }
    //会話するため
    private void m_chat(){
        chat = decision_chat();
        g.drawText(chat);
    }
    //会話の内容を決める。
    private String decision_chat(){
        String string_chat;
        string_chat = "テスト用会話:"+human;
        return string_chat;
    }
    //タッチ先イベント処理
    private void toTouch_Event(int e_touchX,int e_touchY){
        switch (stateMAP(e_touchX, e_touchY)) {
            case 0:
                mMove(e_touchX, e_touchY);
                break;//scene=sMAP : stateMAP=case0
            case 1:
                if (stateMAP(e_touchX - 48, e_touchY - 80) == 0) {
                    myX = e_touchX - 48;
                    myY = e_touchY - 80;
                    mMove(myX, myY);
                    human = stateMAP(e_touchX, e_touchY);
                }
                break;//scene=sMAP: stateMAP=case1
        }
    }
}

```###試したこと
ソースコード中に書いてある、あやしいと書いてあるところを変更することで仕様通りにはなりませんが、正常に動作しました。
瞬間移動する際、主人公が移動するメソッドは使用されていませんでした。
他の方法でも(テキストを表示させる)試してみたのですが、setTextメソッドを使わずに意図しない文章が表示されたのでおそらく何らかの形で画像が保存されて出力されているのかなと思いました。

戻るのは、毎回2フレーム戻りました。
また、村人の近くに行くのは1フレームのみでした。
（タッチ→数フレーム→村人の近くへ→1フレーム→2フレーム前に戻る)
###追記(10/13)
```java
～省略～
public boolean onTouchEvent(MotionEvent event) {
        int touchAction = event.getAction();
        switch (touchAction) {
            case MotionEvent.ACTION_DOWN:
                switch (scene) {
                    case sMAP:
                        //タッチ先が人ならhuman=1にする。
                        toTouch_Event(touchX,touchY);
                        break;//scene=sMAP
                    case sCHAT:
                        Log.d("sCHAT", "Through");
                        key = KEY_ACTION;
                        break;//scene=sCHAT
                }
                break;//actionEvent=down
        }
        return true;
    }
～省略～
**run()内**
else if(scene == sCHAT){
                FLAG_CHAT = true;
                while(FLAG_CHAT==true){//falseにならないので無限ループに入る
                    g.lock();
                    g.unlock();
                    waitSelect();//タッチすると1フレーム動く
               }
           

一部を上記のように書き直した際、主人公の位置は、
2フレーム前→1フレーム前→0フレーム前→2フレーム前→1フレーム前→・・・
と繰り返して位置が変わっていました。
この時の変数は、常に一定の値で予期していた値通りでした。
また、Bitmapを描写する関数を通ったLOGも見られませんでした。

###追記2(10/13)



また、ソースコードの変更も行いましたので、更新させていただきます。

Answer 1

SurfaceViewが意図せず描画を保存しておくことはないと思います。
myX,myY,Now_myX,Now_myYをログ出力して想定と異なる変化をしていないかを確認してください。
この4つの更新処理が怪しいと思います。

Comments

[kirbyprog]

解答ありがとうございます。
Loggを用いて、変数を調べたのですが、画像を描写するメソッド(drawBitmap)の前では意図しない値への変更はありませんでした。

ここには書いてありませんが、タッチしたら次の会話が出てくるようにしたときも、同様に最後の会話がでてから2フレーム前の描写に戻ってしまいました。このときもテキストを書くメソッドは、戻ったときだけ通っていませんでした。

[yona]

つまり、sCHAT状態になってからは座標は変化していないということですね？

[yona]

あと、sCHAT状態でタッチした場合にフィールド変数が変化しそうですがこれは大丈夫ですか？

[kirbyprog]

遅くなりすみません。
sCHAT状態ならば座標は変化していないということです。

>>あと、sCHAT状態でタッチした場合にフィールド変数が変化しそうですがこれは大丈夫ですか？
書いてあるプログラムは、
人をタッチすると、
①人の近くまで行く。
②会話文が表示される。
③さらにそこから画面をタッチすると会話文が消える。
④sMAP状態(マップ上を動ける状態に)
といった機能を実装したいので大丈夫だと思います。

[yona]

タッチするとsceneにsMAPが入りますよね？これは大丈夫なんですか？

また、瞬間移動先は毎回同じですか？

[kirbyprog]

タッチしてsceneにsMAPが入らないプログラム(追記を参照してくださいると幸いです)も製作したのですが、症状に変化は見られませんでした。

瞬間移動先は、村人をタッチするときの主人公の位置によって変わります。
正確には、主人公が村人まで移動した道のりにより、決まり、村人につく2フレーム前の位置に瞬間移動するみたいです。

[yona]

混乱してきましたね。今までのやりとりは少し置いておきましょう。

ログをベースに話しましょう。下記のログを取ってください。
・MotionEvent.ACTION_DOWN直後のログ
・myX,myY,Now_myX,Now_myYの変化がわかるログ
・sceneがsCHATに変わったタイミングのログ
・会話を進めるタッチが起こったログ
・sceneがsMAPに変わったタイミングのログ

[kirbyprog]

助言していただきありがとうございます。。
助言通り、LOGをとってみましたので追記を参照していただき、コメントいただけると助かります。

[yona]

ログありがとうござます。
値は正常になっていますね。

ふと思ったんですが、会話状態であってもマップや主人公、村人なども描画しないといけなかったと思いますが、どうですか？

[kirbyprog]

確かにそうですね、、、
今調べたら、surfaceviewは、すべて消してから描画でなくて前の状態を残して描画するんですね..。怪しい(..)
試しに会話状態で、主人公を(4,3)に書いたところ分裂しました。

[yona]

書籍には一度Canvasの内容を削除しろとか書いてありませんか？

[kirbyprog]

Canvasを消去するようなことは、書いてないです。
書籍では、主人公は移動せず（背景が動く）、会話も起きないのですが、
Viewを継承しているクラスで使われるようなキャンパスを消去するメソッドも使われていませんでした。

[yona]

では、背景等を描画する処理はどうでしょうか？

[kirbyprog]

書籍は、移動→バトル画面へといった処理を行っているのですが、その時どちらの画面でも表示されるテキストは移動の時のみ描写されています。
訂正：
すみません。関数中に入っていて見逃していましたがバトル画面でも描写されていました。

[kirbyprog]

村人との会話中のcanva.lock状態でマップの描写と主人公の位置の描写全部書くことで正常に動作することが出来ました！！！
助言していただき、ありがとうございました(._.)

[yona]

フレームが戻っていたではなく、フレームが残っていたが正しそうですね。

[kirbyprog]

その通りのようです。
本当にありがとうございました！