###Apache Ant
antは、Javaを利用した、ビルドなどの一連の作業を自動化するオープンソースツールです。
makeや shellスクリプトの代わりに使用することができ、プラットフォーム独立です。
Apache ant
http://ant.apache.org/
日本語の資料はたくさんありますが、まずはここを紹介します。
http://itref.fc2web.com/technology/ant.html
###NetBeansで利用するには
NetBeanにantは組み込み済み。
[ウィンドウ] -> [ファイル] でプロジェクトを開くとbuild.xmlが表示される。
NetBeansプロジェクトの直下のbuild.xmlを編集する。
confファイルの、Xms、Xmx、jdkhomeの値を変更するよう、タスクを記述する。
###build.xml
サンプルのプロジェクトファイル。
http://ant.apache.org/manual/index.html
編集するbuild.xmlの構成は以下のようになります。
環境の設定
プロパティの設定
replaceタスクの記述(ファイル文字列の置き換え)
xml
1<replace file="${src}/myproject.conf">
2 <replacetoken><![CDATA[two line token]]></replacetoken>
3 <replacevalue><![CDATA[two line token]]></replacevalue>
4</replace>
zipファイルの作成。
xml
1 <zip destfile="${dist}/manual.zip"
2 basedir="htdocs/manual"
3 includes="api/**/*.html"
4 excludes="**/todo.html"
5 />
こんなふうに記述します。タスクは様々なオプションがあるのでマニュアルを参照してください。
build.xmlを実行するには、右クリック、ターゲットを実行。
必要なら、コンパイル、テスト、ZIP(jar)ファイルからアプリケーション起動も記述できます。