センシティブ情報の管理方法

Question

AWS_SECRET_ACCESS_KEYや、oauth_token_secretなどなどのセンシティブ情報（仮称）の管理ツール、管理方法などを教えてください。

センシティブ情報の例は前述の通り、要求は以下のとおりです。

• git等にコミットされ、公開リポジトリになると致命的な性質であること
  (.gitignoreの対象にするのはもちろん)
• コード上からアクセス可能であること
  oauth_token_secretは当然コードから使う
• 環境によって異なる値がはいること
  テスト環境と本番環境、ローカル、ステージング…等々で違う値である。
• 可能ならば、ハッキング耐性
  ・・・しかしサーバ上に入られた時点で意味ない気もするし、これは可能ならば。

こういったような要求で管理するときに、どのような方法があるのでしょうか？
Config::Pit しか知らないもので、類似のものがあればご教授頂ければうれしいです。

Answer 1

「Manage settings」 ＋ 言語名 で検索するのが効率が良い気がします。

node

nodeにおいては、npm:config。

保存先： config/default.json
保存形式： json, yaml版も
使い方：

config.get('Twitter.oauth_token_secret')

ruby

（ruby,railsには詳しくないです)
settingslogic を使うのが良いようだ？

保存先： config/application.yml
保存形式： yaml
使い方：

Settings.twitter.oauth_token_secret

他にRails::Application.config に追記しちゃう方法もあるみたいです

Perl

Config::Pitを使います。
保存先： ~/.pit/ 以下
保存形式： yaml
使い方：

config = Pit.get("Twitter.com")
config["oauth_token_secret"]

C#

（5年以上前のASP.netの記憶）
保存先： app.config (web.config), *.settings, *.resx
保存形式：xml, バイナリ
使い方

WebConfigurationManager.GetSection("Twitter", "oauth_token_secret");

まとめ

言語によって使っているツールが異なり、またその性格も異なります。

• 更新が可能/読み込み専用
• yaml,json,xml
• 環境切り分けの考え方：1ファイルでdevEnv,productEnv...とするものと、別ファイルとするもの。
  別ファイル型は、git管理下にconfigファイルを置かないことを考えてることが多く、1ファイル型は逆にgitにコミットさせるようになっている。これはセンシティブ情報にかぎらず広くconfigファイルを共有するためだろう。
  sensitive.config.yaml 等を作り、 sensitive.* をgitignoreするなどの対処が必要だろう。