UnityでのiOS向けアプリの開発のバージョンの決め方

Question

こんにちは。現在Unity5.4でiOS向けにゲームアプリを開発しようと考えています。
ゲーム内容としては、PhotonUnityNetworkを用いたリアルタイム対戦ゲームを考えています。
スマートフォン向けのゲーム開発は初めてなのですが、バージョンの違いや機種の違いに関して何か特に注意するべきことはあるのでしょうか。
より実践的なアプリを開発しようと思い、この企画を発表したのですが、「バージョンはどうするの」という質問に答えられませんでした。バージョンを決める際に注意することありますか？
画面の大きさが違ったりバージョンの違いで動作に違いがでてしまうとか、どのバージョンにあわせたらいいのか、Unityでどこまで対応できるかなど、調べてみても具体的なものがなかったためわかりませんでした。
初学者が注意するべき点について何か知っていることがありましたらご教授願います。

Answer 1

■OSバージョン
iOSは「最新バージョン対応必須」です。
今ならiOS10で動くことが必須、それ以前は任意となります。
OSのシェアは公式サイトは確認出来るので、そちらを見て対応バージョンを決めればいいでしょう。

■機種
基本的に「直近２年間に出た機種が保証対象」です。
ただ、映像処理能力に大差があるのでグラフィックに拘るアプリなら「4S以前は対象外」などとしてもよいでしょう。3Dゴリゴリなら5系でも辛いかも？
何にもしないとiPod touchに入れて「動かない」なんて言って来るユーザーもいるので予防線は自分で引きましょう。

■画面の大きさ
iPhoneとiPadは縦横比自体が違いますし、Plusと通常版でも物理サイズは違います（縦横比は『大体』一緒、厳密には違う）し、iPhone4Sを対応に入れるならそれも違います。

■メモリ差
結構違います。気を付けないと古い機種でクラッシュするかもしれません。

■IPv6必須、HTTPS推奨
IPv6への対応必須です（基本的には何も考えなくても通過出来ますが、ハマる時はハマります）。
また、HTTP接続は非推奨です（繋がりますがログに警告が出ます）。

■使用回線
ユーザーの環境差なのですが、3G・4G・Wifiは回線としての太さが大違いなのでネットゲームなら考慮する必要があるでしょう。

■結論
Android程ではないですが、4Sと7の差は大きいです。
iPadも対象とするならこちらも旧機種と新機種で結構差があります。
具体的なスペック差は公式データを確認してください。

Unityは独自のフォローはしてくれません。どのバージョン・機種にも書き出せる『だけ』です。（あまりに最新すぎるバージョンは追い付いていない時もありますが）
全て自分で対応する必要があります。十分な調査・検証をオススメします。

Comments

[doragonta]

具体的な回答ありがとうございます。とても助かりました！公式サイトを参考して検証してみます。