束縛変数とローカル変数の違いとは

Question

javascriptにおいてローカル変数(局所変数)は、引数と関数内で宣言された変数を指します。同じように**束縛変数(Bound variable)も関数内で利用される引数や変数を指します。
また関数の外側で宣言された束縛変数以外の変数を自由変数(Free variable)**と呼びます。これは、関数の外側ですからグローバル変数であるような気がします。

気がするというのは、入れ子になった関数内関数からみれば、関数内関数を囲っている関数の変数は、自由変数なのですが、その囲っている関数からみれば、ローカル変数或いは、束縛変数ですし、関数内は、グローバルオブジェクトではないので自由変数であってもグローバル変数ではないような、と思ったのでそう書きました。

これらは、たまたま同じ概念を何らかの理由があって別の呼び方をしているだけなのか、それとも似て非なるものがあるのでしょうか。

また、変数と値を集合を環境或は、マッピング情報と呼ぶみたいですが、この変数と値の集合は、配列やオブジェクトとは違うものなのでしょうか。

Answer 1

「自由変数/束縛変数」と「グローバル変数/ローカル変数」は別個な区分で、同じ変数の呼び方が見方によって変わる、というものです（もっとも、グローバル変数は束縛するまでもなくどこからでも参照できるので、あえて区分されることはほぼありません）。

変数の「環境」ですが、ブラウザの場合のwindowオブジェクトを考えてもらうとわかりやすいです。グローバル変数は実際にはwindowのプロパティとなっている、というように、関数内のローカル変数についても、（JavaScriptから直接にアクセスできませんが）「環境」のプロパティとなっている、というように扱われます。この「環境」を、オブジェクトであることを強調して「Callオブジェクト」と呼ぶこともあります。

Comments

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ご回答有難うございます。
自由変数とグローバル変数、束縛変数とローカル変数は、全く違うものを指しているということですね。