システムコールを処理する関数とはなんですか？

Question

fork()やexecve()などに do_fork や do_execve()というものがありました。
本の中では”システムコールを処理する関数”と書いてありましたが、意味がよくわかりません。

システムコールを呼び出すための関数ですか？（ラッパー）
システムコールが発行された後に呼び出される関数ですか？？

後者の場合、割り込みハンドラとは何が違うのでしょうか？？

どなたか教えてください。

Comments

[rubato6809]

1. ぶっきらぼうな質問で、こちらには貴方の状況が伝わりません。自己中心的な質問と感じます。
do_fork(), do_execve()はどこにあるのですか、どういう経緯で見つけたのですか。
アプリケーションの中に、そのような名前の関数を作る場合だってあるのだから、問題を特定できないかもしれない（まあ、カーネルの質問だろうと判断はできますが）。
「本の中」・・・どの本の、何ページ（どういう部分）なのか、その本は、誰もが持っているものか。持っていない人は、前後の文脈がわからないと意味を特定できない場合がありますよね。

2. 割り込みハンドラと何が違うかは、別の質問に分けたほうが回答を得られやすいのでは？
割り込みとシステムコールは、一般的にCPUの例外処理を利用しますので、共通点があるわけですが、実装は対象CPU（アーキテクチャ）に依存します。調べている対象・目的なども説明したほうがよいかもしれません。

Answer 1

https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%B7%E3%82%B9%E3%83%86%E3%83%A0%E3%82%B3%E3%83%BC%E3%83%AB

wikiから
「システムコールは、多くの場合、専用命令（インテルはPentium II以降, ARMは最初から）もしくはソフトウェア割り込みによって実行される」
です。
なので、ラッパという解釈も正しいでしょうし、割り込みで実装をしているOSもあるということ
割り込みを引き起こすきっかけであり、その割り込みが発生したら呼び出される割り込みハンドラとは違います。

Comments

[strike1217]

システムコールと割り込みの間にある関数ということですかね？

[t_obara]

システムコールの実装が割り込みの場合もあるし、専用命令の場合もあるので、割り込みの間とは一口に言えませんが、システムコールを呼ぶためのラッパ関数ということで良いのではないでしょうか。
fork APIを呼び出すと、その内部でシステムコールが呼ばれる。このシステムコールは専用命令かもしれないし、割り込みかもしれないということ。

[strike1217]

ああ〜〜
システムコール発行の後に呼び出されるものは割り込みのみとは限らないということですね。
ありがとうございます

[strike1217]

forkシステムコールやexecveシステムコールはINLINE_SYSCALLと言うものが最終的に呼ばれていまいました。
ラッパーではなく、どうやら呼び出された後のカーネル部分が行う処理のようですね。