「静的な構造」とは

Question

静的とは、不変、いついかなる時でも値が変わることがないこと、動的が有為転変でいつでも値が変わるかもしれないこと。
javascriptでいうのなら動的なものは、NodeListやHTMLCOLLECTIONなど、静的なものはクラスのメンバなど。

ここで質問なのですが、javascriptの関数定義の中のfunction命令で関数をグローバルで作ると宣言前から呼び出すことが可能になります。
これは、変数に無名関数を代入するリテラル表記とコンストラクタは、実行中に評価されるのに対し、function命令は、javascriptのソースを解析しているとき、
つまり実行前に関数が登録されているので定義前に関数を実行することが出来ます。このような仕組みを静的な構造と呼ぶとjavasceript逆引きレシピという書籍に記載されていました。
**解析中に登録されることと、不変である、つまり静的という言葉との繋がりが見いだせず、なぜ静的な構造という言葉でこれらの事象を説明しているのかが分かりません。**何を持って静的な構造と呼んでいるのでしょうか。

また質問文を書いてて思ったのですが、ソースを解析中というのは、具体的に何をしているのでしょうか。

Answer 1

静的とは、不変、いついかなる時でも値が変わることがないこと

プログラミングの文脈では、
プログラムの実行（開始）時に、
確定していることが「静的」で、
確定していないことが「動的」です。

たとえば、ブログなどを作るCMSに、静的生成と動的生成の違いがあります。
これは、クライアントからあるURLにアクセスされたときに、
あらかじめ作ってあるページを渡すか、その場で作って渡すかの違いです。

たとえると、スーパーに並ぶパック寿司は静的で、
カウンターで握る寿司は動的です。

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ソースを解析中というのは、具体的に何をしているのでしょうか

「解析」は構文解析などの工程を中心に指す用法が多いですが、
もっと広義にとらえると、JavaScriptのソースコードから、
インタプリタが実行するまでの過程です。

具体的には、たとえば「function」（の処理）を、
実際に機械語で実行できるようにするまでの過程です。

Comments

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ご回答有難うございました。
実行する前にすでに関数が登録されている、つまり確定しているから「静的」ということなのですね。