設定データはどう管理するのがベター？

Question

スマホの「設定」画面やテレビゲームの「オプション」画面をイメージして下さい。

デスクトップアプリの設定画面で設定したデータはどう管理するのが主流でしょうか。

1.datファイルに保存してクラスのフィールド群に一気にセット → VB6時代の「構造体」みたいで古くない？

2.SQLDBで管理 → 設定の保存なので1レコードしか作られないだろうから無駄？

3.iniまたはXMLで管理 → 遅くない？

4.別のナウい方法がある

Answer 1

1.datファイルに保存してクラスのフィールド群に一気にセット → VB6時代の「構造体」みたいで古くない？

変数のバイナリイメージをそのまま保存するというやり方は、バージョン間の互換性の維持が難しいので現在の主流ではありませんし、お勧めできるものではありません。

2.SQLDBで管理 → 設定の保存なので1レコードしか作られないだろうから無駄？

SQLiteのようなファイルベースのDBMSを使った設定の保存は割と一般的だと思います。1レコードだけなら無駄かもしれませんが、その辺はDBの設計にもよるでしょう。DBなら配列やバイナリデータの保存も容易ですし、設定項目が多い場合はDBによる管理は有用だと思います。暗号（パスワード）機能付きのDBMSを使えば、セキュリティ対策も同時に施せます。

3.iniまたはXMLで管理 → 遅くない？

現在はXMLで保存するのが主流ですね。Visual Studioは各種設定をXMLで保存していますし、C#のプロジェクトを新規作成すると自動で組み込まれるSettingsクラスも、所定の場所にXMLで保存します。XMLは規格化されているので異種プラットフォーム間でのやりとりも容易です。
ini形式の使用はXMLの登場により廃れてきていますが、ファイルの記述が単純で直感的なので自作する分には簡単で都合がいいかもしれません。フリーウェアなどではよく見かけます。
速度を気にしているようですが、ini/XMLだから遅いということはありません。設定値のような複数レコードの検索を伴わない単発の読み書きなら、トータルで考えればDBMSと変わりないか、むしろ速いかもしれません。

4.別のナウい方法がある

復活の呪文とか？

Comments

[nyahonyaho]

1つ1つ検討していただきありがとうございます、XMLでいこうと思います。
4.の回答についてですが、現在は不揮発性領域に保存する技術が確立されているようです。

Answer 2

使用するデータソースが何かにより、利用するライブラリ（特にライブラリサイズ）に依存するので、
そこで軽量なものかそうでないものを使うのか、決めの問題と思います。

テキストファイル例(Windows iniファイル形式)

[common]
vol=15
zipcode=000-0000
...

データベース例

create table config_tbl (
  name varchar(32),
  val varchar(255)
);
insert into config_tbl values('vol', '15');
insert into config_tbl values('zipcode', '000-0000');
...

XML例

...
  <property>
    <name>vol</name>
    <value>15</value>
  </property>
  <property>
    <name>zipcode</name>
    <value>000-0000</value>
  </property>
...

Answer 3

プラットフォームにもよりますけど、
C#でクライアントにはXMLに直列化し、暗号化して保存。
サーバーに保存するならデータベースですかね。