emとstrongの使い分け

Question

strong とem のハッキリした違いが難しいです。

html5で
strongは
重要性、重大性、緊急性という意味に変わった。
強調を表したいテキストにはem要素を使うようにする。
となっていますが、

使い分けがよくわかりません。

1.今日<strong>プリン</strong>を食べた
2.<strong>今日</strong>プリンを食べた
3.今日<em>プリン</em>を食べた
4.<em>今日</em>プリンを食べた

1.今日プリンを食べた
2.今日プリンを食べた

文章のニュアンスや前後は関係なく、「プリン」「今日」という単語単体を重要視している。
→今日食べたのは何か?
→プリンを食べたのはいつか?

どちらも
今日プリンを食べたという現実からは離れず、上記の質問への回答だったとした場合、強調したいので<strong>を使って良いとおもいます。

3.今日プリンを食べた
4.今日プリンを食べた
→今日(モンブランではなく)プリンを食べた
→(昨日ではなく)今日モンブランを食べた

今日プリンを食べたという現実にに+で()内のような文章からは読み取れない他の想いが制作者が持っている時につかうのではないでしょうか。

⇒ただ実際に読む人には()内はつたわらないので、なかなかemをつかう効果がわからないですね。。。前後にプリンにしようか、モンブランにしようか悩んでいる。という文があれば読み手ににも伝わるので使用しても良いかもしれないと思います。

Answer 1

通常、その文章で重要な事柄については、重要だからこそ強調すると考えます。では、逆に重要(importance)では無い、ましてや、深刻(seriousness)でも、緊急(urgency)でもない強調とはどんな物になるのでしょうか？

さて、strongを太字に、emを__斜体__で表した下記文章を見て下さい。

em要素はHTML4とHTML5でも変わらずに単なる__強調__の意味ですが、strong要素では意味が変更されています。strong要素は、HTML4では__強い強調__の意味でしたが、HTML5では__強く重要または深刻または緊急__の意味になります。また、入れ子にすることで重要性のレベルを上げることができます。

太字部分は文章の作者が**強く主張したい事(つまり重要な事)**です。それにくらべて、斜体部分は__意味__の内容です。斜体部分は地の文とは区別するために__強調__してあるにすぎず、重要な事柄というわけではありません。

私は、em要素について、上記のような方法を想定しています。簡単に言ってしまうと日本語において引用符「」『』‘’“”《》〈〉を用いて、地の文と異なることを強調するところです(それ自体が重要なのでは無く、異なることさえわかればいい)。普通の日本語の文章では、引用符をそのまま書いてしまう事が多いため、実際に使うことは希だと思われます。日本語の文字に斜体にするという文化がそもそも無かった(日本語の斜体は綺麗では無い)事と、emのデフォルトが斜体(もしくはイタリック体)であることからも、CSSで調整していない限り使わない方が無難でしょう。例えば、引用符を使うと下記のようになります。

em要素はHTML4とHTML5でも変わらずに単なる《強調》の意味ですが、strong要素は意味が変更されています。strong要素は、HTML4では《強い強調》の意味でしたが、HTML5では《強く重要または深刻または緊急》の意味になります。また、入れ子にすることで重要性のレベルを上げることができます。

日本語としてはこちらの方が読みやすいです。なお、strongも太字ではなく、下線(横書き)や傍線(縦書き)にしたほうが日本語としては綺麗になります。綺麗な太字が用意されていないフォントも多いですので、CSSでそのように調整するのもいいかもしれません。

Answer 2

strong とem のハッキリした違い

「strong」の方が強いです。量だけではなく質も違います。
ご質問にも書かれているように重大性、緊急性を示します。

ご質問のような、たんにプリンを食べただけの例で、
どこに強勢を置くかというだけなら、全部「em」で十分です。

「XXX食品のプリンに異物が混入して回収中」

のような伝わらないと困る場合に、
「em」ではなく「strong」を使うと考えます。