[CentOS] yumのインストールが依存関係が原因でできない

Question

お世話になっております。
現在下記のようなCentOS6.5(64bit)環境を構築しております。

①仮想環境上（VMWare）に、物理ハードにインストールされていたCentOSを移植。

②抽出した環境はCUIベースであったが、GUIベースにも対応できるようにGUI関係パッケージインストールを試みる。

③ネットワークには接続されていない環境であるため、CentOSのCDイメージをVMWareに読み込み、
/media/CentOS/にマウントしてyumのリポジトリとして利用。

④下記コマンドで各種パッケージをインストール。
（バージョンによってGUIパッケージが異なるようなので、とりあえず試したものを全て羅列しています）

yum --disablerepo=* --enablerepo=media_default groupinstall ～～～

"X Window System"
"GNOME Desktop Environment"
"Desktop"
"General Purpose Desktop"
"Desktop Platform"
"Legacy X Window System Compatibility"
"Japanese Support"

ですがそれぞれインストールしようとすると、パッケージはそれぞれ違えど依存関係のエラーが生じます。
（Japanese Supportのみ正常にインストールできました）

[一例]
Error: Package: glibc-2.12-1.80.e16.i686 (media_default)
Requires: glibc-common = 2.12-1.80.e16
Installed: glibc-common-2.12-1.132.e16.x86_64 (@base)
glibc-common = 2.12-1.132.e16
Available: glibc-common-2.12-1.80.e16.x86_64 (media_default)
glibc-common = 2.12-1.80.e16

ちなみに「startX」や「X -configure」はcommand認識されていないため、GUIパッケージのインストールはそもそもできていないかと思われます。

色々調査してみて各種解決方法等を試してみましたがうまくいきません。

①古いバージョンにダウングレードしてみる
yum --disablerepo=* --enablerepo=media_default downgrade glibc-2.12-1.80.e16.x86_64 glibc-common-2.12-1.80.e16.x86_64
結果↓
No package glibc-2.12-1.80.e16.x86_64" available
No package glibc-common-2.12-1.80.e16.x86_64" available

下記も試してみたが同様
yum --disablerepo=* --enablerepo=media_default downgrade "X Window System"

②一旦現在インストールされているものをアンインストールする
yum --disablerepo=* --enablerepo=media_default remove glibc-2.12-1.132.e16.x86_64 glibc-common-2.12-1.132.e16.x86_64
結果↓
No Match for argument: glibc-2.12-1.132.e16.x86_64
Loading mirror speeds from cached hostfile

No Match for argument: glibc-common-2.12-1.132.e16.x86_64
Loading mirror speeds from cached hostfile

下記も試してみたが同様
yum --disablerepo=* --enablerepo=media_default remove "X Window System"

なぜかどちらも存在していないようなメッセージが表示されます。

お手数お掛けしますが、解決方法のご教授をお願い致します。

Answer 1

依存関係のエラーについて

インストールしようとしているパッケージの中に、glibc-.i686 を必要とするものがあるようです。
現在インストールされているバージョン・リリースは glibc-2.12-1.132.el6 で、おそらく x86_64 のみインストールされていて、i686 はインストールされていない。
glibc-.i686 をインストールしようとリポジトリを探すと glibc-2.12-1.80.e16.i686 が見つかるが、インストール済みの glibc-2.12-1.132.el6.x86_64 とバージョン・リリースが合わない。
リポジトリにある glibc-2.12-1.80.e16.x86_64 はバージョン・リリース番号が小さいため、差し替えられず、エラー。

yum downgrade

"e16" (イーじゅうろく)ではなく "el6" (イーエルろく)です。
yum downgrade で指定するのは「パッケージ名-バージョン-リリース.アーキテクチャ」と全部指定してもいいですし、「パッケージ名.アーキテクチャ」や「パッケージ名」だけでもよきに計らってくれます。

yum --disablerepo="*" --enablerepo=media_default downgrade glibc.x86_64 glibc-common

でも、ちょっと待って。

CD/DVD の CentOS 6.x のバージョンは？

"media_default" リポジトリにある glibc-2.12-1.80.el6 は CentOS 6.3 ではないですか？
CentOS 6.5 またはそれ以上(6.6 〜 6.8)の CD/DVD を使えば、yum downgrade しなくてもいいはず。

Comments

[ryo_se]

確かに対象のOSバージョンが6.5で読み込んでいたメディアは6.3でした。
バージョンが6.5のイメージでインストールしてみたところ無事完了することができました！
ありがとうございます！

Answer 2

yum groupinstall "X Window System" "GNOME Desktop Environment"

でどうですかねー

Answer 3

直接の回答でなくて恐縮ですが、X-windowなどの依存関係が複雑なものを後から入れるのはおすすめしません。
私も同じ経験がありますが、その時解決できても、後日、更新ができなくなってまた悩むことになります。

結論としてはこの際０からインストールしなおしたほうが良いと思います。

ご参考まで