メソッドをまとめるべきかどうか

Question

###前提・実現したいこと
JavaでFraction(分数)型を制作しています。
基本はラッパークラスに寄せて作ってはいます。
コンストラクタはいくつか用意してあり、整数→分数、少数→分数、分子,分母→分数、文字列→分数を実装しています。
メソッドは約分と通分、逆数、四則演算を実装しています。

現在四則演算はオーバーロードを利用して、第二引数(足す数、引く数など)の型毎にメソッドを書いているのですが、
引数をObjectでもらって、instanceofでチェックし、エラーを投げるorコンストラクタから引数を分数にして計算
という風にすればメソッドを一つにまとめることができると思います。

コード的には複数のメソッドを書くのと、一つにまとめるのはどちらがいいのでしょうか？

###補足情報(言語/FW/ツール等のバージョンなど)
Java8でEclipse Neonを使っています。

Answer 1

私ならBigDecimalのように、同じ型同士で計算するようにしたいですね。
つまり、引数として渡す段階でコンストラクタを使ってその数値をFractionに変換し、Fraction同士で計算するようにします。せっかく様々な型に対応したコンストラクタを作っているのに、計算の方でもオーバーロードするのは得策ではないと思います。

Comments

[Kakky7s]

クラスを使用する方のコードで型を揃えることを前提にするということですか？

[swordone]

そうです。ただ速さやメモリ効率を追い求めたいのならばオーバーロードをするべきだとは思いますが。

[Kakky7s]

わかりました。ありがとうございます。

Answer 2

Javaであることを考えれば、型に合わせたメソッドを用意すべきだと考えます。

不適当な型の引数を渡した場合に、メソッドをきちっとオーバーロードしてあればコンパイル時にエラーとなるのに対して、全部Objectで受けてしまうと実行時まで間違いに気づきません。

Comments

[Kakky7s]

コンパイル時にわかるのと、実行時までわからないことの大きな違いがよくわかりません。
実行時にエラーが出ないのはともかくとして......

[maisumakun]

コンパイル時にエラーになってくれれば、「そもそも実行することすらできない」ので、実行しないとわからないエラーが混入している状態より、確実に安全です。

Javaは静的型付けの言語ですので、「型として合わないものは最初から受け付けない」という思想で作られています。