同じシステムなのに、サーバ単位でESTABLISHEDの表示される時間が異なる

Question

ロードバランサーに4台のサーバをぶら下げているシステムを運用しています。

接続障害の調査のため、この4台にnetstartを表示させて状況を見たところ、ESTABLISHEDの表示される時間が2パターンあることに気が付きました。

Aパターンは、接続後ESTABLISHEDが15秒程度保持されます。
ESTABLISHEDが出ている間は新たなリクエストを投げたときに、その接続が使われるようです。

Bパターンは、接続後ESTABLISHEDが3秒程度で閉じられます。

この違いはLinux上のどのような設定なのでしょうか。

サーバはnginxとTomcatを同居しているシステムで、Web/APサーバでKeepAliveは設定していないようでした。

アドバイスよろしくお願いいたします。

Comments

[mit0223]

いろいろと情報が必要です。ロードバランサの方式（リバースプロキシ(L7)か、DNAT（L4スイッチ）か、DSR（MAT）かGSLBか）がどういうものかという情報が必要です。これによって、TCPセッションがクライアントとサーバの間で張られているのか、ロードバランサとサーバの間で張られているのかが異なります。
次にTCPセッションをクローズしているのがサーバ側かクライアント側かを調査する必要があります。これは tcpdump でパケットをキャプチャして、FINを先にどちらが送信しているかでわかります。
あとは、HTTP 1.0 か HTTP 1.1 かと「KeepAlive は設定していない」というのはどのように確かめられたのかを教えていただいたほうが良いかと思います。

[退会済みユーザー]

1. ロードバランサの方式
L7スイッチ？L4スイッチ？NAT、DSR

LVS+KeepalivedをDSRで稼働させております。

LVSはL4スイッチという理解でよろしいでしょうか。

DSRはサーバレスポンスをリアルサーバが直接返却するため、
TCPは「クライアント -> サーバ間」となる理解ですが、この理解でよろしいでしょうか。

2. TCPセッションのクローズ

LVS上でtcpdumpを除いていると、[F]が出てくることがあり、クライアントから切断しているのかなと思いました。
リアルサーバでdcpdumpはまだ見ていません。

3. HTTP 1.0 か HTTP 1.1
HTTP/1.1です。

4. KeepAlive は設定していない
HTTPヘッダ中にそのような出力がないなという程度のものでした。
まったくの不勉強でお恥ずかしい限りです。

初期からあるサーバ、追加したサーバで設定に差異があることが分かりましたため、差異を洗い出している状況です。

Answer 1

そもそもの私の認識が誤りでした。

TomcatのtimeOut設定がそのままKeep-Alivedの存続時間として扱われます。
Tomcatのserver.xmlをみても多少設定項目の名称が異なるため、気付きが遅れました。

ご回答くださいました方、誠にありがとうございました。

まとめ

1. ロードバランサの方式

L7スイッチ？L4スイッチ？NAT、DSR

今回はLVS+KeepalivedをDSRで稼働させておりました。
L4スイッチ「相当」の構成です。

この情報が必要になるのはTCPがどこで張られるかが異なるため

2. TCPセッションのクローズ

tcpdumpを利用し[F]をどちらが出しているか

3. HTTP 1.0 か HTTP 1.1

HTTP/1.1はデフォルトでKeep-Aliveが有効

Answer 2

接続時間の違いのみだと手掛かりが少な過ぎて何とも言いづらいですね。
可能であればAパターン、Bパターンそれぞれのtcpdumpログを取得してセッション切断を、クライアントからしているのか、サーバからしているのかをまず確認するのが良いかと思います。

Comments

[退会済みユーザー]

tcpdumpをみて、切断をどちらから行うか調べるのですね。
ご回答ありがとうございました。