vagrant等で立ち上げたゲストOSの内容は、いかにして本番サーバなどにデプロイするのでしょうか

Question

最近、ローカルの開発環境を作るために、vagrantを使って作業しています。
ふとした疑問なのですが、ここで作ったファイルは最終的に特定のサーバにデプロイしていきたいのですが、
そのデプロイはどのように行うのが一般的なのでしょうか。

vagrantで立ち上げたゲストOS内で行った作業をgithubなどにアップして、
それを特定のデプロイ専用サーバなどから、対象の本番サーバに対してデプロイ。
みたいな作業を踏むのでしょうか。

よく分かってないのでご教示頂けますと幸いです。

Answer 1

GitHub: Webhook
BitBucket: Hook
…と呼ばれるサービスを使って自動デプロイが可能です。

Webサーバーを立ち上げて、そこにアクセスするとサーバー内のファイルを書き換える解決法があります。
Katzさんという方のブログで紹介されています。
Bitbucket や GitHub で自動デプロイするためのサンプル PHP スクリプトを拾って改造してみた - アルケミスタの住人

他にも一旦クッションとなる別のWebサーバーを立ち上げてWebhookからのリクエストを受け、
本番環境にSSHで接続してデプロイを行うという方法もあります。
例えば本番環境に反映されてしまう前に一度Jenkinsから自動テストを走らせて確認するという事も可能になります。

Answer 2

ファイルの転送だけであれば、rsync 等で直接転送し終了で良いと思います。

バージョン管理を行っている場合は、例えば、production ブランチにマージ後リポジトリに push し、その後本番サーバで pull 等の方法もあるでしょう。push 後本番サーバでの pull を自動化するデプロイがあってもよいと思います。

もう少し大規模なサービスになれば、push 後に各種テストが走り、pass した場合は予備サーバにデプロイし、本番サーバと入れ替え(障害時は差し戻し)なんていうのもあるかもしれません。

場合によっては、「コード編集 -> vagrant 環境にデプロイ」で動作確認をしていれば、「コード編集 -> 本番サーバにデプロイ」で適用完了になるかもしれません。

さて、Capistrano タグがついていますから、Ruby on Rails で Capistrano を使ったデプロイでしょうか。現在私が知っているものでは
・bitbucket (github みたいなやつです) に staging/production ブランチの push をすると
・wercker というサービスが、(Capistrano を使って)自動で ステージ/本番 サーバにデプロイ
する WEB サービスがあります。

Comments

[ryuuinn]

詳細に解説して頂きありがとうございます！

小規模/大規模サービス、werckerというサービスでのデプロイ方法など、
色んな方法があるという事で勉強にりました。

１点質問なのですが、

> production ブランチにマージ後リポジトリに push し、その後本番サーバで pull 等の方法もあるでしょう。

このデプロイの手順は何となくイメージがわきます。
マージ後に本番環境にログインして、git pullするような流れになると思います。

ただ、その後の

> push 後本番サーバでの pull を自動化するデプロイがあってもよいと思います

というのが、具体的にどう実現するのかがわからなかったので、教えていただけると嬉しいです。
本番サーバでは、常にリモートのproductionブランチの差分を検知して、最後にpullしたcommitと差分があれば自動的にpullするような仕組みを作るというような事なのでしょうか。

[takotakot]

deploy.sh に、一連のコマンドを記述し、実行して途中でパスワード入力くらいのつもりでした。
push 先とデプロイ先のサーバが同じなら、フックスクリプトが使えるかもしれません。