仮想マシンに割り当てるメモリやプロセッサ数について

Question

VirtualBoxで仮想マシンに割り当てるプロセッサ数について質問がございます。

新規に仮想マシンを作成する際にメモリやプロセッサ数を設定できますが、
割り当てられたメモリやプロセッサはホストPCから切り離されて仮想マシンに占有されるのでしょうか？
それとも必要な時のみホストPCから間借りして不要になったら解放するのでしょうか？

現在は最小限の割り当てにしているのですが、
占有でないなら多少多めに割り当てたほうが良い場合もあるのかなと疑問に思いました。

よろしくお願い致します。

Answer 1

割り当てられたメモリやプロセッサはホストPCから切り離されて仮想マシンに占有されるのでしょうか？

いいえ、普通は細かい設定(アフィニティなど)をしない限りホストと共有されます。つまり占有ではありません。

占有でないなら多少多めに割り当てたほうが良い場合もあるのかなと疑問に思いました。

多めに割り当てても大丈夫ですよ。ゲストが使わなかったCPU時間は無駄になったりしません。

Comments

[buibui80]

ご返答ありがとうございます。
占有でないとのことですので多めに割り当てみたいと思います。

Answer 2

公式のドキュメント探してみましたが見当たりませんでした。

以下のサイトにメモリバルーニングについての記載がありました。
http://vboxmania.net/content/%E3%83%A1%E3%83%A2%E3%83%AA%E3%83%90%E3%83%AB%E3%83%BC%E3%83%8B%E3%83%B3%E3%82%B0%EF%BC%88%E3%83%A1%E3%83%A2%E3%83%AA%E3%81%AE%E5%8B%95%E7%9A%84%E8%BF%BD%E5%8A%A0%EF%BC%89

以下の記載からメモリは占有となるのでは?と思っています。

このようにVirtualBoxのメモリバルーニング機能は、ゲストOS同士でメモリを融通することができます。

注意すべきは、融通するメモリ領域はバルーニングメカニズムを介してVirtualBoxで再使用可能なだけで、ホストOSへの空きメモリとして返されることはありません。

CPUについても公式なドキュメントは見当たりませんでしたが、以下に仮想プロセッサの扱いが記載されており動的と見受けられる内容となっています。
http://www.checksite.jp/vm-cpu-resourc/

記載されている内容はハイパーバイザ型になっていますが、VirtualBox(ホスト型)もCPU仮想化機構がないと機能しないことから、同一のアプローチではないかと思っています。

Comments

[over]

すいません。少し勘違いしていました。
メモリバルーニングについては、この機能を有効にして占有の設定をした限りにおいての記載でした。
実機で確認してみました。
タスクマネージャを眺めていると、起動時にメモリが増加し、起動後の安定期に入ってからメモリが開放されるのが確認できました。
従いまして、メモリも共有されるのだと思います。

[buibui80]

ご返答ありがとうございます。
参考URLと確認についてもありがとうございます。
共に占有でないようなので多めに割り当てみたいと思います。