ゲーム業界でのネットワーク関係の主流について

Question

今現在ゲーム業界でのネットワーク関係の仕事に着くとして、
・勉強しておいた方がいい事（知識として
・やっておいたほうがいい事（作品として
・最低限やらなければいけない事（それが出来ないと話しにならない
・読んで置いた方がいい本（おすすめ
・実際に会社で使われている技術（ネットワーク関係なら何でも
・これが出来ていれば就職出来る（個人の範囲で
などその他諸々少しでも情報を貰いたいです・・・！
実際にゲーム業界のネットワークに精通している人がもしおられましたら
色々実際に詳しい話しをお聞かせいただきたいです。
何もわかってない若輩ですが宜しければ情報提供お願い致します。

Answer 1

携わっていたのは過去形ですし、ネットワーク担当ではありませんでしたが多少のアドバイスを。私はモバイル系のゲーム開発をしていました。

知識として役に立つのは、PHPなどのスクリプト言語でしょう。なんらかのフレームワークは触るべきです。我々は使う機会はなかったですが、Javaサーブレットを使ってもよいでしょう。もっとざっくり言えば、HTTPで接続し、レスポンスを返すという手法の知識です。
他にソケット通信、TCPやUDPと呼ばれるタイプの通信も役に立つでしょう。
前者はいわゆるブラウザゲームによく使われ、後者はFPSゲーム等の即時性が必要なアクション性の高いゲームによく使われる手法です。
あと、英語はめちゃくちゃ役に立ちます。海外のプログラミングのサイトを見る、最新の技術の書籍が読める、なにかと有利になる場面は多いです。とくに海外のプログラミングのサイトが読めるのは圧倒的に有利になります。私は何度も海外サイトに助けられました。

やっておいたほうがよいことは、前述の手法のどちらをやりたいかによりますが、それらの技術を使って実際にプレイ可能な作品を作ることでしょう。ここで注意するべきは、クオリティに囚われすぎて未完で終わらないようにすることです。
初めて作る作品には思い入れがあり、よりよいものを作りたくなる気持ちは生まれるものです。しかし、それでアイデアを詰め込みすぎて自分の手に負えない、作業量が多すぎて途方もない時間がかかる、出来もしないイラストや音楽に挑戦し始める、**私がどれも陥った罠です…**そして、それらはほぼ確実に完成よりも先に自分の創作意欲が失われます。**一人でできることはたかが知れています。**なので、最初は文字と線だけでじゃんけんゲームを作るくらいのつもりで一本ゲームを完成させることを目的にしましょう。

やらなければお話にならないというほどでは無いですが、ゲーム企業に入りたければ、その企業のことは徹底的に調査しましょう。希望する企業が**「大卒しか雇わない」**ということもあります。専門学校に進学したらそれこそ「お話にならない」ことになります。もう一つ、ゲーム企業にはパブリッシャーとディベロッパーという側面があることを知る必要があります。パブリッシャーは販売担当、ディベロッパーは開発担当です。あなたが目指すのはディベロッパーであり、パブリッシャーではないことを留意してください。有名な企業はパブリッシャーとしての側面が強いので、有名な企業に入るとパブリッシャーとしての営業的な仕事を振られる可能性があります。兼業する企業ももちろんありますが、きちんと調べたほうが良いです。
それと、できればひとつは言語をマスターしましょう。できればふたつ、最高なのはみっつ以上です。ひとつをマスターすれば、その言語で戦うことができます。そして、ふたつをマスターすれば、その幅が広がります。そして、みっつをマスターする頃には、「目的」と「手段」は組み合わせは無数にあると気付くことでしょう。そこから先はおそらくどんな言語もスムーズにマスターできるようになるはずです。

おすすめの書籍はネットワーク系の仕事を担当することが少なかったためとくに思い付くものがありませんが、ぶっちゃけ私はネットから拾う知識で事足りました。まあその時点で数多くの言語が扱えるレベルになっていたおかげですが…

実際に企業で使われる技術というと具体的なことは守秘義務的なことなのでお答えできませんが、前述したスクリプト言語やサーブレットはどんな企業でも通用するでしょう。

これができれば就職間違いなしというものは無いですが、私が採用担当者なら、学生のうちにみっつも言語をマスターしたものなら掴んで離さないでしょうね。

そして最後に、ゲームプログラマになる注意点的なことを私が回答したことがあるので、こちらの質問もざっと見てくださるとよいでしょう。
https://teratail.com/questions/37644

Answer 2

ゲーム業界は存じませんが、NW関係の仕事はしていました。

とりあえず、TCP/IPの基礎、ルータとスイッチの仕組みは必須です。事実上の標準であるCisco社の機器の使い方も知っているとなお良いです。また、中継機器のみでなく端末機のプログラミングについても勉強したいならばソケットプログラミングの知識が必要です。

と、以上は一般的な話です。が現実は「社会、技術情勢や企業による」ところが多いです。現在は中継機器の制御を統合するシステムについても盛んに開発されてきています。ソケットプログラミングについても、実際は端末のOSの提供するAPIがわからなければ話になりません。もちろん、一般的なものを勉強することはできますが、システムを開発する環境次第なところもあるので就職したい先についての調査もしなければなりません。