ドキュメントルートの設置場所の使い分け

WEBサーバのドキュメントルートのパスですが、デフォルトの/var/www/html/だけでなく、
/homeディレクトリ内だったり、場合によって色々なパターンを見かけますが、

どういったときに、どういったパスに設定をすると良いなど、事例、オススメ、推奨するやり方はあるのでしょうか？

行動規範の内容に同意します

回答2件

ベストアンサー

基本的には/var/www以下でいいとは思います。
ヒントとして、Unixのファイル階層を標準化したFHSという仕様があります。
https://ja.wikipedia.org/wiki/Filesystem_Hierarchy_Standard

これによると、/var配下は常に更新が生じるファイル、例えばログやデータベースのファイル、メールボックスが格納されます。
対して、/homeはユーザーのホームディレクトリであり、個人用のちょっとした設定、例えばThunderbirdのプロファイルやシェルのユーザー固有な設定ファイルを格納します。

推奨かどうかはわかりませんが、私の例でいうと、CMS等を設置する場合は/usr、固定されたHTML（とはいえたまに手書きで更新したりはする）ものは/var、本当に頻繁に編集を行う場合は/home/hogehoge/public_html、サーバーにUnixユーザーとして現れるようなものについては/homeに、といった形で使い分けています。

投稿2016/06/02 13:20

編集2016/06/02 13:23

neunetneucom

総合スコア122

cobm

2016/06/02 15:53

ありがとうございます。参考になります。

行動規範の内容に同意します

私はドキュメントルートを/var/www/html/から変える派です。
FTPやらSSHやらのポートも変える派です。
rootはもちろん直接のログインはできなくします。
CMSのユーザー名adminとかありえません、ログインフォームがあるURLも変えます。
とにかくデフォルト値から変更して問題ないことを知っているものは変えていきます。

理由はそれらが攻撃者の知識のリストの中にあることを知っているからです。
それが具体的にどう問題なんだと言われると、攻撃が決まった後にわかるとしか言えませんが……
でもこれらのおまじないをしていない人より、セキュリティホールを狙って山勘で乱れ打ちする攻撃からの回避率は高いと思います

投稿2016/06/02 14:11