VPNには以下のように色々な要素ごとに種類があり、要件に合うVPNの仕組みを使うことになります。
・接続形態・・・LANとLANを接続、PC単体をLANに接続、PCとPCを接続など
・使用しているプロトコル・・・IPsec、SSL-VPN、SSTPなど
・パラメータ・・・サーバのIPアドレスorホスト名、ユーザ名、パスフレーズなど
・サーバ※の形態・・・自前のVPNサーバ、サービス側で用意したインターネット上のサーバなど
※VPNはつなぐほう(クライアント)とつながれる方(サーバ)の両方が必要です。
これらの要素がVPNを接続する側とされる側で正しく選択・設定されていないと接続できません。
要素が多いので自分ですべて構築しようとすると手間が大きいです。
専用のクライアントソフトがあるようなVPNサービスはあらかじめ必要な設定が組み込まれているので
設定の手間を省けるというメリットがあります。
ただしそれらのサービスにWindowsで設定でつなごうとしてもwindowsが対応しているプロトコルで無かったり、必要なパラメータが公開されていなかったりでつなげれれない場合のほうが多いです。
また、VPNにはいろいろな製品やサービスがありどのような製品・サービスなのか理解する必要があります。
・ExpressVPN・・・サービス側でサーバを立てていてユーザはクライアント側だけ利用するというもの
・SoftEther・・・SSL-VPNベースのVPNのパッケージで、サーバとクライアント両方の構築が必要。(VPNGateというSoftEther側で用意している公開サーバを利用すればクライアントのみとすることも可能)
・FortiClient・・・FortinetのUTMやFWなどのネットワーク機器をVPNサーバとして設定し、PCにFortiClientをインストール・設定することでVPNが接続可能になる。VPN以外のセキュリティ機能が適用されるのはメリット。
これで説明になっているでしょうか?