PHPUnitのassertは関数につき１つにすべきか？

Question

public function Test() {
$a = 10;
$this->assertEquals('10', $a);
$this->assertEquals('11', $a);
$this->assertEquals('12', $a);
}

上のコードでphpunitを実行した際、
すべてのアサーションが実行されずに、
$this->assertEquals('11', $a);
でアサーションの処理が止まってしまいます。
期待する動作はすべてのアサーションが実行され、
1 success, 3 assersions, 2 failureとなるはずが、
1 success, 3 assersions, 1 failureになってしまいます。

アサーションを複数の関数にに分割すれば期待通りのテスト結果となりますが、
コードが冗長になる（バリデーション関数で境界条件を調べたいときなど）ため、
１つの関数に複数のアサーションを記述できればと考えています。

上記のような場合、どのような設定ををすれば期待した動作になるでしょうか。
あるいは、そもそも上記のような書き方はしてはいけないのなのでしょうか。

Answer 1

例えば次のようなものということでしょうか？

class OreTest extends PHPUnit_Framework_TestCase
{
    public function test()
    {
        $a = 9;
        $this->assertGreaterThan(10, $a);
        $this->assertLessThan(15, $a);
    }
}

:
Failed asserting that 9 is greater than 10.
:
FAILURES!                            
Tests: 1, Assertions: 1, Failures: 1.

assertThat と logicalAnd で次のように書くこともできます。

class OreTest extends PHPUnit_Framework_TestCase
{
    public function test()
    {
        $a = 9;
        $this->assertThat($a, $this->logicalAnd(
            $this->greaterThan(10),
            $this->lessThan(15)
        ));
    }
}

:
Failed asserting that 9 is greater than 10 and is less than 15.
:
FAILURES!                            
Tests: 1, Assertions: 2, Failures: 1.

Comments

[takets]

知りたかったのはこれです。ありがとうございました！

Answer 2

基本的に、1つのテストは「同じ意味」のものをまとめるようにします（たとえば、「このメソッドに無関係な型のオブジェクトを渡したら例外を投げる」ような場合に、オブジェクトの型違いの3つをまとめるなど）。

そして、xUnit系のテストは、最終的にすべて通すことようにするのが前提なので、「何かの加減で失敗することが多い部分」については、最終的に仕上がるまでは別なテストに隔離しておいたほうがいいかもしれません。

Comments

[takets]

基本的にグリーンを維持することが主眼だから、途中で止まったら修正すべきであるため、
別に途中で止まってもかまわないのですね。
また、別テストに隔離というのは考えなかったので、参考になりました。