buftype=nofileを指定した時にnoswapfileを指定する理由が知りたい

Question

私の環境はLinuxでVim 7.4 適用済パッチ: 1-1707です。

ヘルプから引用
http://vim-jp.org/vimdoc-ja/windows.html#special-buffers

scratch         いつでも破棄されうるテキストを保持する。ウィンドウを閉じても
                保たれ、明示的に削除されなければならない。
                設定は:
                        :setlocal buftype=nofile
                        :setlocal bufhidden=hide
                        :setlocal noswapfile
                このバッファを識別するためにはバッファ名が使われる。ただし、そ
                のためにはそのバッファに意味のある名前がついていなければならな
                い。

使い捨て用のバッファ(scratch)を作ろうと思った時に疑問に思ったことを質問させて頂きます。
buftypeにnofileを設定するだけでスワップファイルが作られませんでした。

OSやVimのバージョンなどの環境の違いによっては setlocal noswapfileを設定しないとスワップファイルが作られるのでしょうか？

setllocal buftype=nofileを設定したらsetlocal noswapfileを設定しなくても良いのであれば設定しないでおきたいです。
setlocal noswapfileを書いたほうが良い理由を教えてください。

次の3通りのパターンで設定後、バッファを編集してもスワップファイルが作られませんでした。

vnew
setlocal buftype=nofile

vnew
setlocal swapfile
setlocal buftype=nofile

vnew
setlocal buftype=nofile
setlocal swapfile

Answer 1

まず、無名バッファに対してはスワップファイルは作成されないようです。なので、:vnew ではどうやってもスワップファイルは作成されません。
そして実際に動作を確認してみましたが、バッファ名が存在する場合は、'buftype' が nofile であっても 'swapfile' がオンであれば、スワップファイルは作成されるようです。
特に理由がないのであれば、:setlocal noswapfile にしておいた方が無難と言えます。

Comments

[norio13]

当方の環境ではバッファ名が存在してbuftype=nofileでswapfileをオンにしていてもスワップファイルが作成されませんでした。私の勘違いかも知れないので調査してから後でまたコメントさせてください。

[norio13]

メモリの消費量次第でスワップファイルが作られるということを知りました。
私の環境でスワップファイルが作成されなかったのはメモリの消費量が影響したのかもしれません。
今後もsetlocal noswapfileを設定するようにします。

http://vim-jp.org/vimdoc-ja/options.html#'buftype'
```
両方とも、 スワップファイルはメモリを大量に消費したときのみ作られ
る ('swapfile' がオフだと、スワップファイルは作られな
い)。
```