import a; a.bとfrom a import b; bの使い分け

Question

正解のある話ではないかと思いますが、import a; a.bとfrom a import b; bをどう使い分けるべきかが気になっています。
私は、os, sysのような一つのモジュール内の複数の要素を使うことが多い場合や名前が衝突しそうな場合はimport aを、argparse.ArgumentParser, pathlib.Pathのような一つのモジュール内のほぼ特定の要素しか使わない場合はfrom a import bを使うことが多いです。
PEPやGoogle Style Guideには二者の使い分けについて詳しくは述べられていません。
どういう基準で選んでいるか、あるいはどちらかにはこんな優位性がある...などの意見があれば伺いたいです。

Answer 1

どちらも欠点があるので困っています。

import a; a.b
デメリット： aに含まれるどの名前を使っていて、どの名前を使っていないかがわからないので、数か月後に読んだときにわかりにくい。

from a import b; b
デメリット： 今の名前空間にあるbと同一である場合にバグの原因になる。

この二つのデメリットのない方法があれば非常に知りたいです。

Answer 2

同一モジュール内の複数の要素を明示的に別々に使いたいので

from allennlp.data import (
    DataLoader,
    DatasetReader,
    Instance,
    Vocabulary,
    TextFieldTensors,
)

等とすることが多いですね。

Answer 3

この辺で面白い議論がされています。
https://stackoverflow.com/questions/710551/use-import-module-or-from-module-import

読んでみると"コーディングする人の好み"の要素が大きそうですかね。
自分なりの使い分けルールがあれば良いのかなと思いました。(チームで作業する場合はチーム内で方針を決める)

私は特に縛りが無ければ、なんでもかんでもimport xxx;で済ませてしまいますね。
入力が長くて面倒な時はasで短くする。

Answer 4

使用するLinterや、チーム内でのルールに従う様にすれば良いと思います。

私はhackingが好きなので、

from os.path import abspath
from os.path import basename
from os.path import join

みたいに全部書きますが、普通に

from os.path import abspath, basename, join

や

from os import path

でもいいと思います。

私が思う、全部一つずつ一行一行インポートするという苦行のメリットは、名前の衝突を避けるためにモジュールをコンパクトにしようとする力がわいたり、インポート文を頻繁に追加したり削ったりすることが自分のコードを見つめなおすきっかけになってたりという点です。

ですが、読みやすければ結局なんでも良いと思います。以下の様に有名どころのプロジェクトでもまちまちですし。

• pip
• numpy
• pandas