エクセル2010のVBA macでは思った通りに動かない

Question

Windows7 64bit 上にある、MSOffice2010 32bit版で作ったVBAコードのうち、以下の部分が、macにあるoffice2011 for macでは正しく機能しません。windowsでは正しく動きます。何が原因で、どうすればmacでも動くようになるでしょうか？
事情により、コーディング作業はすべてwin上でのみ行い、現場の方に送ってmac上で動かしてもらうという手探り状態です。

'これは、シート「あいうえお」の、o列の日付がmd と sd の間ではない行を削除するもの
dim lastRow as integer, md, sd as Date

md = DateSerial(2016,5,10)
sd = DateAdd("d", 6, md)

lastRow = ThisWorkbook.Worksheets("あいうえお").Cells(30000, 1).End(xlUp).row

cnt = lastRow
For cnt = lastRow To 2 Step -1 '1行目はタイトルなので無視
If IsDate(ThisWorkbook.Worksheets("あいうえお").Range("O" & cnt).Value) = True Then
If CDate(ThisWorkbook.Worksheets("あいうえお").Range("O" & cnt).Value) < md Then
ThisWorkbook.Worksheets("あいうえお").Rows(cnt).Delete
Else
If CDate(ThisWorkbook.Worksheets("あいうえお").Range("O" & cnt).Value) > sd Then
ThisWorkbook.Worksheets("あいうえお").Rows(cnt).Delete
Else
End If
End If
End If
Next cnt

↑
以上です。最初は、大外のIf IsDate(ThisWorkbook.Worksheets("あいうえお").Range("O" & cnt).Value)というのを入れてなかった（O列には日付しか入ってないし、windowsではそれで問題なかった）のですが、macでは、なぜか「型が一致しません」というようなエラーが出たので、このifも挿入しました。
このコードをmacで動かすと、一行も削られることなく出てきてしまいます。

Answer 1

Mac版Excel(Office2011）のVBAを使う場合の注意点
http://qiita.com/sjuny/items/d3bf8e4dd9e609374575
などという、記事をグーグル検索して、調査をしてみてください。
EXCELは、元々はfinder時代のmacで成長したのですが、
Microsoftの戦略、戦術のブレによって、
サポートの内容が時代時代で、変化してしまっているのが、mac版EXCELの現状です。
特に注意する部分は、Active-Xコントロール、カレンダーの初日の違いなど、
ＯＳに起因する非互換部分です。

Comments

[daive]

追補
Windows 版 EXCEL
シート：UTF-8?、MS-UNICODE、ANK、Shift-JIS
ＶＢＡ：原則、1990年代後半のMS-UNICODE：VB6&VBA6が1998年
　　　　　ANK、Shift-JIS、VBAでは、扱えないUTFの種類がある。
ＶＢＥ：日本語版は、ANK、Shift-JIS、
　　　　　各国語版は別、ヨーロッパ諸語族、ハングル、簡体字、繁体字、他
　　　　　多言語拡張機能とは意味が違うので、注意。
Windows のテキストファイル：タイプライターにならって、C/R、L/Fターミネーション
’
Mac 版 EXCEL
シート：文字コードは？
ＶＢＡ：文字コードは？
ＶＢＥ：文字コードは？
Unix / Linux系のテキストファイル：貧しかった頃の節約志向？で、
　　　　　　　　　　　　　　　　　1byteターミネーション

[y_repres]

なにしろ一筋縄ではいかないということはわかりました。
とても勉強になりました。ありがとうございました。

[daive]

そうそう、
MAC 版では、Excel4Macroや、マクロシートは未だ使用可能でしょうか？
Excel4MacroやExecuteExcel4Macro関数　で調べていただくと、
EXCEL4.0 まで標準であった、マクロ機能について、調べられます。
（MAC版EXCELで、成長した機能です。VBAで可能な事の８割位は
　可能なはずで、Exel4Macroでしか行えない事も残っています。）
Windows 版では、非推奨となっていますが(EXCEL97から非推奨）
未だ使用可能で、EXCEL2007では実装がいいかげんだった為に、
マクロで記録される内容に再登場しています。
（EXCEL2010では再度登場しなくなっている。）
’
時代的には、Lotus-123と覇権争いをしていた時代の機能です。