Pythonのグラフ描画につかうmatplotlibが中でどういった演算をしているのか知りたい

Question

pythonでグラフ描画をする際にはmatplotlibが使われますが、このメソッドのなかには単純に指定された座標をプロットするだけではなく、例えば微分方程式を解いて解軌道を表示してくれるものがあります。それがplt.streamplotというもので、メッシュと微分方程式を与えるとメッシュを初期値とした解軌道を美しく描いてくれます。

こういった解軌道を表示するのにはplt.quiverが使われているようですが、このメソッドは初期値と、その初期値から任意の幅ずらしたときの数値解を与えなくてはなりません。与える計算結果を算出するには伝統的に四次のRunge-Kutta法が使われていますが、それにたいしてstreamplotはどんな計算をしているのかが気になっており、ソースを読みたいと思っております。というのも、例えば以下の記事でも紹介しているように、streamplotの示した軌道は刻み幅0.1で四次のRunge-Kutta法を適用したときよりも正確であると考えられるからです。

https://qiita.com/rb6412/items/fa8cbc5b3ea027ee754a

#試したこと

import inspect

print(inspect.getsource(plt.streamplot))

こちらのコードで該当のソースを得ましたが、おそらく橋渡し的な役割を果たしている他の関数を呼び出していることがわかっただけでした。

@docstring.copy(Axes.streamplot)
def streamplot(
        x, y, u, v, density=1, linewidth=None, color=None, cmap=None,
        norm=None, arrowsize=1, arrowstyle='-|>', minlength=0.1,
        transform=None, zorder=None, start_points=None, maxlength=4.0,
        integration_direction='both', *, data=None):
    __ret = gca().streamplot(
        x, y, u, v, density=density, linewidth=linewidth, color=color,
        cmap=cmap, norm=norm, arrowsize=arrowsize,
        arrowstyle=arrowstyle, minlength=minlength,
        transform=transform, zorder=zorder, start_points=start_points,
        maxlength=maxlength,
        integration_direction=integration_direction, **({"data": data}
        if data is not None else {}))
    sci(__ret.lines)
    return __ret

Answer 1

https://matplotlib.org/3.1.3/_modules/matplotlib/streamplot.html
こちらにソースコードがしっかりのっていた。inspect.getsourceでもメインの関数のところまではたどり着けたけど使われているオブジェクトが網羅できていなかった。