MongoDB（DocumentDB）にて一つのコレクション内のstorageSizeが増大する原因で考えられること

Question

現在運用を行っているサービスでMongoDB（DocumentDB）にてあるコレクション内のstorageSizeが増大してしまうため原因を特定したいのですが、運用を引き継いだばかりの初学者のため方針が定まらず苦心しております。

調べたところデータの追加や削除を行うことで断片化が起こりstorageSizeが増えてしまうようですが、
サーバーでは該当コレクション内のdocument自体の削除等は行なっていないため断片化等は起こらない認識です。
それともdocument自体は削除しなくてもdocument内の要素（入れ子となっているdocumentも対象?）を削除することでも断片化は起こるのでしょうか？
また、断片化以外で考えられる原因などはありますでしょうか？

何卒よろしくお願い致します。

環境

• ロードバランサーを介して複数のAPIサーバーからDocumentDBへアクセス
• キャッシュサーバーはRedisを使用
• DocumentDBはWrite1、Read2の3台構成

Answer 1

MongoDBの内部に詳しいわけではないのですが、DocumentDBはリレーショナルデータベースのように親要素と子要素が分かれておらず、Jsonで子要素があるように見えていても一つのドキュメントです。なので子要素を書き換える場合、内部では更新か、Insert+論理削除などが行われているはずで断片化は発生すると思います。

compactコマンドで断片化を解消してファイルサイズを削減できるみたいなのでこちらを試してみてはどうでしょうか？

db.runCommand（{compact：collection-name}）

https://scalegrid.io/blog/understanding-managing-disk-space-on-your-mongodb-server/#:~:text=Why%20the%20big%20difference%20between,it%20to%20the%20operating%20system.

Comments

[Shitsuki]

迅速なご回答ありがとうございます！
compactコマンドについて検証してみます。

Answer 2

DocumentDBということなので、AWSのDocumentDBということですよね。

• storageSizeは圧縮などを考慮した数値になります。圧縮されていれば小さくなります。
  • しかし結局ここはAWSの実装次第なので、どういう場合に増えるのかはAWSに聞かないと正確なことはわからないかと思います。DocumentDBの開発者ガイドにはサイズについてはあまり書いていないようでした。
• 削除はしていないということですが、追加していれば増えることはあるはずです。