在庫数１の商品を複数ユーザーに同時購入される場合の処理

Question

現在運用しているサイト（webゲームです）で在庫数のある商品の取り扱いをしようと思っています。
今まで上限の無いもののみ販売していたので、今回が初めてなのですが、どのような処理になるのでしょうか？

なかなか検索しても良い物が出てこなかったので、ざっくりでも構いませんので教えていただきたいです。
データの持ち方は１在庫１レコードでは無く、出来れば１商品に対してカウント数で持ちたいという希望があります。
また、現在の処理はユーザーが購入～反映までひとつのトランザクション内で行っています。

恐れ入りますが、ご教授いただければと思います。

Comments

[una10]

すみません、処理そのものを記載してほしいわけではなく、一般的なECサイトなどにおける同類の処理やこういった問題に詳しい方がいれば・・・と思い質問をさせていただきました。
何分、課金回りは慎重に行いたいので。。。
色々な意見をお聞きしたいと思っております。

Answer 1

例えばですが…

1. 購入待ちテーブルを作る
2. 購入ボタン押下時、購入待ちテーブルの商品IDカウントと商品テーブルの在庫数カウントを比較
3. 在庫数が0を下回らなければ購入待ちテーブルに商品IDとユーザIDを登録して購入処理
4. 購入完了で購入待ちテーブルから削除、在庫数-1
5. ユーザキャンセル、一定時間経過などで購入待ちテーブルから削除

こんな感じでいかがでしょう。
「カートに入れたけど長時間決済しなかったからキャンセル扱い」というのも容易にできます。

Comments

[una10]

回答ありがとうございます。
なるほど。確認画面の前にさらにワンクッション入れるようなイメージでしょうか。
そこまでラス１を争うような商品でも無いので、これでも良いかもしれません。

[nintail_fox]

ポイントは「購入完了後に初めて在庫数を動かす」のではなく、「先に在庫数を動かしてから状態に応じて辻褄を合わせる」というところですね。
ラス1の奪い合いでも、これならスムーズだと思いますよ。

Answer 2

購入処理には確認画面は存在するでしょうか？
おそらくあると思うですが、そうすると「ロングトランザクション」という問題が生じてきます。

残り一個の品を二人の人が購入しようとして確認画面を表示しているという状況がありえますね。その時点ではどちらの購入もまだ確定していないので。
そこでOKボタンを押すと、押すのが遅かった方の人が「やっぱり買えませんでした」というエラーを受け取ることになります。
確認画面が出たのに買えなかった、という事態をどう避けるかという問題がロングトランザクションです。
方法としては、確認画面を表示するときに仮購入とでも呼ぶべき処理をしてしまって在庫を一つ確保するというやり方があります。キャンセルしたなら在庫は戻ります。
問題は、キャンセルされないままブラウザを閉じられてしまった場合です。商品は仮購入状態のまま浮いてしまうのか？ それはまずいので、仮購入から購入確定のタイムアウトを設ける必要があります。
PHPには苦手なソフトウェア要件になってきましたね…

簡単には「確認画面まで行っても購入確定時に在庫切れになる可能性がある」のを仕様にしてしまうことですね。それならこういう苦労はありません。確定時に購入トランザクションを動かすだけです。

Comments

[una10]

回答ありがとうございます。
そうです。確認画面はあります。
やはり確認画面の段階で仮の在庫数を減らす処理を入れるのがベストでしょうか。

[yuba]

何がベストかは商品の性質によって決まります。
例えば航空券が「帰りのチケットだけは買えませんでした」となって往きのチケットだけ確定してしまったらお客様ブチ切れも確定ですよね。
そういう商品だと仮購入状態で確保する必要が出てくるわけです。