関数適用「map」関数の名前の由来を知りたいです。

Question

関数とリストを渡して各要素に関数を適用していく「map」関数はなぜ「map」という名前なのでしょうか？

Answer 1

mapping からきていると思います。

• IT用語辞典 マッピング 【 mapping 】 http://e-words.jp/w/%E3%83%9E%E3%83%83%E3%83%94%E3%83%B3%E3%82%B0.html

...
マッピングとは、地図作成、写像、対応付け、などの意味を持つ英単語。ある集合の個々の構成要素に対して、別の集合の要素を規則に従って機械的に対応付けたり割り当てたりすることを意味する。
...

• 英辞郎 mapping http://eow.alc.co.jp/search?q=%22mapping%22

...
mapping
【名】
地図作製
《数学》写像◆【同】map ; function
遺伝地図作製、〔遺伝子の〕解析、〔ヒトゲノムの〕解読
...

Answer 2

"写像"という意味ではないでしょうか？
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%86%99%E5%83%8F

つまり、一方の集合（map関数に与える配列）に変換を適用し、他方の集合（map関数の戻り値）の各要素に結びつける対応を行う、というイメージです。

Comments

[jimyo]

ありがとうございました。
「なんで地図なんだろうなぁ？」と悩んでいたのが解決しました。

Answer 3

答えはKiyoshiMotokiさんが言われてますが、補足を。

写像は、数学でいうところの集合論や線形代数でも登場しますが、突き詰めると抽象代数学における写像、単射、全射、準同型写像、逆元などといったものを学ぶ必要があります。

プログラミングで用いる各種のmapやHash、暗号化アルゴリムは全て写像ですし、違いは代数論で厳密に定義できます。