postfix sender_dependent_relayhost_maps経路のfallback切り替えについて

Question

$ cat /etc/redhat-release
CentOS Linux release 7.8.2003 (Core)
$ rpm -q postfix
postfix-2.10.1-9.el7.x86_64

上記環境にて、以下の動作を行えないか検討しておりますが、
設定等調べておりますが、実現出来ておりません。
設定方法やアプローチ等ございますでしょうか？

＊＊期待する動作＊＊

＜通常時の動作＞
本メールサーバ -> 中継機器A(MX配送) -> 社外環境

＜中継機器故障時の動作＞
本メールサーバ(MX) -> 社外環境

中継機器Aが故障した際、本メールサーバにてMX配送を行いたいと思っております。
現在、中継機器Aに対してのルートは、
sender_dependent_relayhost_mapsを利用し、env-fromにて経路制御を行っております。

中継機器Aに対して、障害時に中継機器Aを回避して、MX動作に切り替える事は可能なのでしょうか？

宜しくお願いします。

Answer 1

思いつきで試しておりませんが、
本メールサーバ でMX配送用の MX を postmulti で用意し、
本メールサーバ の faillback サーバとして指定してみてはいかがでしょうか。

Comments

[monchi999]

scsiさん。
回答ありがとうございます。

postmultiで作成したpostfixにフォールバックするよう、sender_dependent_relayhost_mapsを
設定出来れば、おっしゃる動作は可能かと思われますが、その方法が分かっておりません。
通常であれば、sender_dependent_relayhost_mapsに定義して宛先ホストに通信が行えない場合、
maximal_queue_lifetimeまでリトライを繰り返す動作になると思われます。(明示的に5xxステータスが返されない場合は)

[scsi]

雑に私の環境で確認したところ私の想定通り動作しました。

こんな感じで試せませんかね。

- main.cf
sender_dependent_relayhost_maps = hash:/etc/postfix/sender_dependent_transport
smtp_fallback_relay = [MX配送用の MX]

- sender_dependent_transport
@example.com [中継機器A(MX配送)]:25

中継機器A(MX配送)を停止した状態でメール配送すれば fallback サーバへすぐに配送されます。

[monchi999]

ご回答いただきありがとうございます。
おっしゃる通りの動作いたしました。
感謝いたします。