puython3 名前空間とスコープについて

Question

python3 チュートリアルを勉強中ですが、以下の例で（３）と（４）がなぜその答えになるのか分かりません。ご説明いただけますと幸いです。

コード
def scope_test():
    def do_local():
        spam = "local spam"
    def do_nonlocal():
        nonlocal spam
        spam = "nonlocal spam"
    def do global():
       global spam
       spam = "global spam"
    spam = "test spam"
    do_local()
    print("After local assingment:", spam)
    do nonlocal() 
    print("After nonlocal assingment:", spam)
    do_global()
    print("After global assignment:, spam)
scope_test()
print("In global scope:", spam)


出力

After local assingment: test spam ...........(1)
After nonlocal assignment: nonlocal spam ....(2)
After global assignment: nonlocal spam  .....(3)
IN global scope: global spam    .............(4)

(3)なぜnonlocalになるのでしょうか？global spam で定義しなおしているのでglobal spamではないでしょうか？
(4)なぜglobal spamになるのかわかりません。

どうぞよろしくお願いいたします。

Comments

[meg_]

コードは「コードの挿入」で記入してください。

[TakaiY]

補足すると、この質問の場合インデントがわからないと、何も答えられないのです。

[y_waiwai]

このままではコードが読めないので、質問を編集し、<code>ボタンを押し、出てくる’’’の枠の中にコードを貼り付けてください

Answer 1

前にも同じ質問に応えた記憶があるのですが、元が見つかりません。

このサンプルのコードがよくありません。

1. pythonの関数内では、宣言(=代入が行なわれた)された変数はローカル=その関数内だけで有効
2. 参照だけであれば、関数の外側の値を参照。 入れ子になっていれば、順に逆してくれる。

というのが基本です。

ここで、nonlocalを使うと1.の動作が変えられます。
3. nonlocalとすると、代入の場合も、関数の外側の変数を使える。

globalはというと、
4. globalとすると、一番外側(=普通はファイルのレベル)で宣言されるものを参照するようになる

ということです。

で、このサンプルには、globalのspamが書かれていないので、わかりにくいのです。
globalスコープのspamを追加して、説明を入れてみました。

# 明確化のためにこれを追加
spam = 'global spam'   #(1) これがglobalのspam

def scope_test():
    def do_local():
        spam = "local spam"    #(2) これは、do_local関数固有
    def do_nonlocal():
        nonlocal spam           #(3) do_nonlocal関数の外側のもの =(5)
        spam = "nonlocal spam"  # ここで、(5)が書き変わる。
    def do global():
       global spam             #(4) これはglobalなので、(1)
       spam = "global spam"    #  (1) が書き変わる
    spam = "test spam"         #(5) 
    do_local()
    print("After local assingment:", spam)  # (5) が表示される。
    do nonlocal() 
    print("After nonlocal assingment:", spam) # (5) が表示される
    do_global()
    print("After global assignment:, spam)  # (5) が表示される
scope_test()
print("In global scope:", spam)  # (1) が表示される。


出力

After local assingment: test spam ...........(1)
After nonlocal assignment: nonlocal spam ....(2)
After global assignment: nonlocal spam  .....(3)
IN global scope: global spam    .............(4)

Comments

[kaori2020]

ご丁寧なご説明をありがとうございました。何度も何度も読み返して、やっと理解ができました。仰る通り、全体グローバルの定義がサンプルに記載されていなかったので分かりませんでした。大変助かりました。ありがとうございました。